広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

0000482318.jpg

活動の主旨と主な内容 ≫ 月次活動報告 ≫

活動報告

2月 活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:2月11日(日)

参加人数:13人
当日の様子:11人の来訪。13人と多くの参加者があった。

「他の障がいと精神障がいの、世の中の目の違い」や「親との関係」に起因する心の後遺症について」、特に子どものときに精神的なDVを受けた後に長年続くしんどさ、など突っ込んだ話題も出た。
また、休職後に職場復帰する前のこころの不安なども話題にあがった。

 

自死遺族の希望の会
開催日:2月18日(日)

参加人数:7人
当日の様子:

初参加の方2人を含め、7人で話し合った。家族としての責任、(あの時別の言葉かけや寄り添いをしていたら。。。なんでもっと~できなかったのか。。。もっとやさしくしてあげていたら)を感じ、後悔する気持ちを話される方の声に全員が共感し、想いを共有していた。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:224人 
個室傾聴,電話傾聴回数:67回 (うち電話27回)
当日の様子:

ランチを希望する方が増えたが、現在は申し込みを4人までにしているため、お断りすることも増え、申し訳ない日もあった。席数ではなく、調理数に限界があるため。買ってこられた昼食を持参して一緒に食べる方も増え、昼食用テーブルで座りきれない場合はスタッフがソファで食べたり、と苦心した。
節分の日には恵方巻、バレンタインデーにはケーキ型のちらし寿司にするなど、季節の催事を楽しんでいただいた。初めて来られた方を傾聴する回数が多かった。

2024年03月14日 19:22

2024年1月 活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:1月14日(日)
参加人数:10人
当日の様子:
10人の参加があり、初参加の方も多かった。
仕事の関係から心の調子を崩した方も複数いたので「働く人のうつ」をテーマにまとまりのある話ができた。
コロナ禍による職場環境や仕事内容の変化や閉塞感が生きづらさや心の不調につなっがた話、趣味や息抜きができなくなったことの影響など、コロナがもたらした「こころの後遺症」でも多くの人の辛い思いが一致した。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:1月21日(日)
参加人数:11人
当日の様子:来所相談者が9人、在宅からのZOOMアクセスで相談した人が2人。
30分刻みで先生がZOOM相談に対応してくださった。相談者以外のゲストも多く、ゆっくりと歓談する人も多かった。1日を通して人の出入りが多く、歓談する人数も多かった。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:254人 
個室傾聴65回、うち電話傾聴回数:28回
当日の様子:
4日から活動を開始した。冷たい雨雪の日もあったが、来訪者が10人を超える日も多かったため、やや窮屈で密な時間帯も時々あった。その時はパソコンルームで本を読んだりネット検索をするなど、息抜きをする人の姿も見られるようになった。ランチの希望も多くなり、残念ながらお断わりすることもあった。
顔なじみになったゲストがスタッフも交え、午後のお茶の時間にゆっくり歓談する姿も定着し、ゲスト同士が本音を語り合い、ときには経験を交えた助言をする姿も見られた。
 
2024年02月23日 19:34

12月活動報告

こころを休憩する会
開催日:12月10日(日)

参加人数:10人
当日の様子:8人の来訪。10人で話しあった。初参加の方が3人おられた。
ともしびによく来られる方が「分かち合いは初めて」参加し、和やかにお話合いが進んだ。
分かち合いの時間後も、参加者それぞれで話の続きをしたり、レクリエーションをしたり、と分かち合い時間後も交流を楽しんでいた。

 

自死遺族の希望の会
開催日:12月17日(日)

参加人数:11人
当日の様子:

初参加の方が2組4人あり、参加人数が10人を超えた。

亡くなった方との関係や時期、経緯、年齢などの状況がよく似た2組はお互いの状況や悲嘆感情に共感することが多かったようだ。他の参加者もまんべんなくご自身の想いを語り、規定の時間が過ぎても話がつきることがなかった。

「2か月に1度の分かち合い以外でも、辛い気持ちのときには気軽に傾聴においでいただくようにお勧めした。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:26日 来訪者:235人 
個室傾聴,電話傾聴回数:59回 (うち電話16回)
当日の様子:

多くの来訪者があり、「ともしび」が手狭に感じるほどの密度になった日もあった。
にぎやかすぎることが苦手な方は、パソコンのあるスペースに移動し、来訪者同士が2人だけで話したり、ネット検索、別室の個室でお昼寝をするなど、スペースが広くなったことで思い思いの過ごし方ができるようになった。

南国のフルーツ,お菓子の差し入れがあり、独特の香りや味を味わいながら話も盛り上がった。クリスマスの日には多くのゲストと一緒にクリスマスランチを楽しんだ。

2024年01月18日 11:43

11月活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:11月12日(日)
参加人数:5人
当日の様子:

参加人数は少なかったが、お互いの事情がすでにわかっている人同士で、肩に力が入らない、本音トークの分かち合いができた。メンタルの治療に関する相談もあったが、メンバーの中の医療従事者が多少の専門知識も含みながら助言をすることができた。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:11月19日(日)
参加人数:10人
当日の様子:

来所相談者が7人、在宅からのZOOMアクセスで相談した人が3人。合わせて10人が30分刻みで相談する、という、慌ただしい日程になった。友人とともに初めて相談に来られた方は、相談終了後も、重い悩みを語り、友人からアドバイスを受けていた。相談時間の後、来られていたゲストと雑談をしてくつろいだり、当事者目線でのアドバイスをもらっている人もいた。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:249人 
個室傾聴81回、(うち電話傾聴回数:20回)
当日の様子:

1日の来訪者が10人を超える日が珍しくなくなり、やや過密状態が懸念される日もあったが、来訪者が自発的に距離をとるために、ネットカフェスペースに移動して語り合ったり、会話の間に1人で静かにネット検索をして過ごすなど、色々な配慮をして過ごしてくださった。
海外旅行のお土産をみんなでワイワイと語りながら食べて楽しむ日もあった。
顔なじみ同士が互いに傾聴しあったり相談に乗るなど、の「ピアサポート」もよく見られるようになった。

 
2023年12月28日 11:35

10月活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:10月8日(日)

参加人数:11人
当日の様子:9人の来訪。11人で話しあった。
初参加もあり、数年ぶりに来られた方もあり。初参加の方の悩みに参加者全員が耳を傾け、ご自身の話もして、話題が途切れなく続いた。
「大人の発達障害を支援する機関がない」と嘆かれる方に、当事者同士での情報提供もあった。一方で、医療機関の対応でかえって傷つきが深くなった、と訴える声もあった。
分かち合い時間が過ぎても、参加者がそれぞれに分かれて深く話を交わしていた。

 

 ≪自死遺族の希望の会≫ 
開催日:10月15日(日)

参加人数:7人
当日の様子:

初参加の方の方が3人。久しぶりに遠方から来られた方もあった。
お父様を亡くした若い方はご自分が発見した時のショックを語っていた。他の初参加者も亡くして日が浅い方々で、気持ちの整理ができないと語っていた。

以前福山で分かち合いを主宰していた方が久しぶりに来られ、転居先でも自死遺族の会を開きたい、と意欲を語っていた。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:29日 来訪者:272人 
個室傾聴,電話傾聴回数:96回 (うち電話25回)
当日の様子:

コロナ感染予防の規制が緩和されてから少しずつ増えてきた来訪者数が、猛暑が落ち着いたこともあり、とても多くなり、ランチも定員いっぱいになる日が増えた。
「一人で家にいるより、ここに来て、何をするでもないが、人がいて、会話の声が聞こえる場所に身を置くと落ち着く」と言われる方も多い。

顔なじみになったゲスト同士が気の置けない会話を交わしたり、互いに傾聴をしたり、という様子も多く見られた。これまでたどってきた人生や仕事の話で、感銘や尊敬を感じさせる人も多い。

ともしびのソファ周りに人が多く、にぎやかなときは、春から広げたパソコンスペースでネット検索をするほか、静かに読書をする人も見られた。

2023年12月14日 18:03

9月活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:9月10日(日)
参加人数:9人
当日の様子:
久しぶりに参加された方と最近参加されるようになった方同士が同じ病気を克服するための努力や生活管理のたいへんさについて意気投合。当事者同士だからこそ共感しあえる話で盛り上がった。他の参加者も、その苦しみや努力を横で聞くことで病気の克服の大変さを実感した様子だった。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
(先生のご都合により中止になった)
 
こころのともしび 活動実績
開所日:29日 来訪者:182人 
個室傾聴65回、電話傾聴回数:32回、食事提供数:90食
当日の様子:
コロナ感染への警戒による外出自粛意識が少しずつゆるやかになったことも影響してか、多くの来訪者がある日が増えてきた。顔なじみの人同士の会話に、新しい人が自然になじみ、肩に力の入らない談笑を通じてリラックスしている様子も見られるようになった。
ランチの予約も増えてきたが、「ある程度の距離を置いて食べられる食数」を定員にしているため、お断りすることもあり、残念だった。
 
2023年10月11日 11:35

8月活動報告

こころを休憩する会

開催日:8月13日(日)

参加人数:7人
当日の様子:5人の来訪。7人で話しあった。
初参加の方の悩みに全員が耳を傾け、それぞれの経験を話に重ねた。
当事者ならではの経験に基づく話で気持ちを分かち合うことができた。
ご家族からの心理的虐待が根本にあり、精神的に不安定で生活不安も強い方、一方で精神障がいから引きこもり生活を送る子どもさんの生活のケア方、現在と将来が不安な親御さん。異なる立場から、お互いの話に耳を傾け、辛さを傾聴しあっていた。

 

自死遺族の希望の会

開催日:8月20日(日)

参加人数:4人
当日の様子:

初参加の方はなく、お互いに事情もわかり、気心も知れているメンバーで語り合った。
年月が経って整理できてきたこと、いつまでも変わらない悲しさなどをなごやかな雰囲気の中で語り合うことができた。

こころのともしび 活動実績

開所日:29日 来訪者:150人 
個室傾聴,電話傾聴回数:72回 (うち電話28回)

当日の様子:
ひんぱんに来てくださる方々同士の、肩の力の入らない午後の語らいを楽しむ光景が多く見られた。

一方で初来訪で傾聴を希望する方も多かったが(テレビを見た方、公共機関の窓口で紹介された、ネット検索で見つけたなど、認知経路は様々)傾聴の後に、慣れている方やスタッフが積極的に声をかけて、雑談の輪に誘ってくれたので、ゲスト同士の語り合いに、自然となじんで、気持ちをゆるめている光景がよく見られた。

会社の夏季休暇の期間に、ふだんは週末しか来られない方が来られ、なつかしい話をしたり、初対面の方とも会話を楽しむ光景は、8月ならではと思われた。

2023年09月14日 18:18

7月活動報告

こころを休憩する会

開催日:7月9日(日)

参加人数:7人
当日の様子:強い雨が降る中でも5人の来訪があり、6人で分かち合いを行った。初参加の方が少なかったので、なじみのメンバーで、雑談も交えながら気楽に話しあいをした。

スタッフが新たに始める語り合いの会「夜カフェ」の話題で話しがはずんだ。 また、初参加の方はスタッフと同じ職種に勤務している同士、いろいろな苦労話や内輪話で意気投合。就職活動中の方から、仕事のやりがいについて、また同僚との人間関係の難しさについても話題が盛り上がった。

 

≪精神科医のこころの相談会≫

開催日:7月16日(日)

参加人数:6人(来訪者5組5人,リモート相談1組1人)
当日の様子:

ともしびで5人、在宅でのZOOMで1人が相談をされた。通信不良など予期せぬアクシデントがあり、バタバタしたがなんとか無事に全員が話をすることができた。お話が終わった後もそれぞれがお互いの話を聞きあい、相談会以外の来訪者も交えてのんびりと過ごしていた。


こころのともしび 活動実績
開所日:29日 来訪者:168人 
個室傾聴54回、電話傾聴回数:29回 

当日の様子:7月4日にNHK広島「お好みワイド」の中で小さな一歩の「こころのともしび」が7分放送された。その反響もあったのか、初めての方からの連絡や訪問が増えた。10人近くの来訪があった日もあり、コロナ禍への不安が徐々に緩和されていることを感じた。自死遺族の初来訪も増え、長時間の傾聴に及ぶケースもった。ひんぱんに来られる方同士での会話、ときにはゲームで楽しんでいる光景も見られた。

2023年09月06日 19:56

6月活動報告

こころを休憩する会
開催日:6月11日(日)

参加人数:7人
当日の様子:5人の来訪。7人での話し合いになった。久しぶりに来られた1人の女性が男性に混じって参加したのでお話しがかみ合うか、開始前は心配したが、他の参加者が色々な声掛けをし、輪の中に入ってお話ができていた。高齢者の親族の介護や親族同士のうまいつきあい方やなどが相談課題として話題にのぼっていた。ヨガによるいやし効果を実践している人の話にも参加者が耳を傾けていた。
 

 ≪精神科医のこころの相談会≫

開催日:6月4日(日)

参加人数:6人(来訪者4組4人,リモート相談2組2人)
当日の様子:

ともしびで4人、在宅でのZOOMで2人と、途切れなく相談者があった。相談後も、夕方まで参加者同士が語り合っていた。

ZOOM環境が悪く、バタバタする場面もあった。

 

自死遺族の希望の会
開催日:6月18日(日)

参加人数:6人
当日の様子:

子どもや配偶者を亡くした方々が、亡くなった方との関係によってその後に抱える苦しみや、遺族同士の新たな傷つき経験も異なることなどを語り合った。

「その場」を直視してしまった方が、衝撃の強さを語られる言葉には重いものがあり、参加者全員が痛ましい思いで耳を傾けていた。また、その後にしなくてはいけない手続きで、心の傷が上塗りされた経験を語る方もいた。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:163人 
個室傾聴,電話傾聴回数:50回 (うち電話20回)
当日の様子:

大雨の日もあったが、その中でも来て下さる人があり、ありがたい気持ちになった。

NHK番組制作のたたの前打ち合わせがあったり、カメラが室内で長時間回っていたり、と普段にないイベント(?)にざわざわする日も何日かあった。

コロナ規制が緩和されて以降、少しずつ「前から気になっていたのですが、コロナが気になって来られなかった」という新しいゲストも増えてきた。

同じ趣味を持つ人同士の出会いが偶然あり、趣向者ならではの深い会話や対戦を楽しんでいた。

2023年08月03日 11:48

5月活動報告

こころを休憩する会
開催日:5月14日(日)
参加人数:8人
当日の様子:6人の来訪者があり、8人で話し合った。初参加が1人。
初参加の方があり、分かち合いの前に傾聴。参加者の方から「自分の気持ちを文字にすると心が落ち着くことがある」と言われ、それをきっかけに、自分の気持ちを振り返り、整理する方法について話をした。退職を考えている方が、「ふだんの日の居場所を探している」とのお話しで、「ともしび」に気軽に遊びに来てもらったら、とお勧めをした。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
 先生のご都合により、6月4日に延期になった。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:26日 来訪者:156人 
個室傾聴51回、電話傾聴回数:14回 
当日の様子:隣接していた会社事務所が4月末に完全撤去した。今まで隣接事務所との間にあった間仕切りをゴールデンウィーク中に撤去し、1階のフロア全面が「こころのともしび」になった。新しく増設した部分にはパソコン、WIFI、プリンターなどを設置し(前事務所からの譲渡)た。GW後に来られたゲストからは、開放感があるとおおむね好評である。少しずつパソコンを有効に使う方も増えてきた。
久しぶりに傾聴に来られた方もあり、それぞれの方の近況を久しぶりに聞く中で、ご自分で解決の道を進まれているお話を聞くと、我が事のようにうれしく感じた。
 
2023年07月20日 19:15