広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

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ブログ風 日々のつれづれ

優しいものにふれ、心の中の「優しい想い出」がよみがえる

昨日(6月4日)広島市西区古江のGallery Cafe「月」~yue~で、
開催中の「光の写真家今村久仁夫写真展『光のシンフォニー2016』」に併せ、
篠笛奏者「KOTO」によるソロコンサートがありました。
http://blog.goo.ne.jp/g-yue/e/86b8ac69030b8c38cdc3d99aa03f83c8

KOTOさんのプロフィールや活動については http://fuekoto.com/
今村久仁夫さんのプロフィールや活動については http://twitpic.com/photos/Kunio_IMAMURA

実は今村久仁夫さん、「こころのともしび」で調理ボランティアをしてくれている料理研究家の
今村ちえこさんhttps://www.facebook.com/syarichan/about
のご主人です。

ちえこさんに教えてもらって伺った「ギャラリー写真展&篠笛コンサート」ではとても心がいやされる時空間をいただきました。

KOTOさんは、広島県北部 北広島町の地元神楽団で、物心ついた時から神楽笛の演奏をされている、天才的奏楽者。
約1時間半のコンサートは、幻想的な「光の写真」をバックに現代音楽、外国曲、オリジナルナンバーなど、
幅広いジャンルの曲が披露され、これも幻想的な音色に、ひとときの非日常に浸る時空間でした。

色々な曲の中で特に私の心をひたひたと温かく満たしたのは、日本の童謡でした。

目を閉じて曲の世界に浸っていると、まぶたの裏に、自分の幼い頃の風景が浮かんできました。

車もなく、コンビニもショッピングセンターもなかった昭和の時代に、母が作った弁当を持ち、
ローカル線を乗り継いで、週末に出かけて行った山や海。
冬の寒空、手をつないで、またたく星々を数え、星座を探しながら歩いた家までの道。
夏休みに母の故郷で祖父に連れていってもらった、岡山県高梁市の山の稜線や川の流れ。

「優しいものにふれると、子どもの頃の優しかった時間や人々の思いで満たされる。その想いが人をいやす」
以前、カウンセリングの勉強で学んだことが、そのとおりでした。

今になって、幼い自分を一生懸命の愛で育ててくれた両親に感謝しました。


 

2016年06月05日 18:42