広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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活動の主旨と主な内容「こころのともしび」の日々 ≫ これも何かのご縁です(^・^) ≫

ともしび 日々通信

これも何かのご縁です(^・^)

先日、すてきな偶然がありました。

スタッフの薬剤師の紹介で、薬剤師であり、臨床検査技師でもある方が来られていました。(Aさんとする)
スタッフとして何か役に立てれば。でも、「何をしたらいいか」よくわからない、と言われました。
「こころのともしび」に傾聴で来られる方には、心身の不調で通院している方も多く、
その診断結果や処方箋について疑問や不安を持っている人も多いので、
特に医療や薬のプロの方には専門知識もふまえてお話しを聞き、助言してほしいとお願いしましたが、
「自分で力になれるかしら、、、」と不安な様子でした。

その時、占い相談が終わって、個室から出てこられたのは病気について、不安で不安で仕方ない方。
色々な検査を受け、医師や周りの人が「心配しなくても大丈夫」といっても、
1人になると不安が膨張してしまうのです。(Bさんとする)
傾聴していても、検査結果値や医師の診断について、私ではうまく理解できず、無責任なことも言えず、
「そうですね~。」で終わってしまっていました。

「そうだ,Aさんなら」。
Aさんに、早速で申し訳ないのですが、とお願いしたところ、快く受けてくれて、
Bさんの話を聞いてもらいました。病院の検査や処方箋について、
プロですからするすると回答してくれて、「心配しなくて大丈夫」と力づけてくれました。

「大丈夫」の言葉も、プロが自信をもって言う言葉は、100倍力です。

「なんて偶然でしょう、たまたま同じ時間に居合わたからこんな助言がもらえたのですよ。
これも何かのご縁ですよね~」とAさんもBさんも、何度も繰り返しました。

Bさんにとってもちろん、Aさんも「こんな形でお役に立てるなら、、、」と手ごたえがつかめたうれしい偶然だった様子。

こういう、人の力に偶然の恩恵が重なること、「神様」のおかげと感謝します。
2016年05月15日 13:46