広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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活動の主旨と主な内容 ≫ 「こころのともしび」の日々

ともしび 日々通信

同じ経験をしている人同士の言葉かけは特効薬を超える

「こころのともしび」には毎日5~10人くらいの方が訪れます。
個室傾聴を希望される方もいますが、多くは来訪者同士で談笑し、
お茶やお菓子を食べてくつろいで過ごされます。
色々な事情を持った方々が何気ない語り合いの中から、力をもらったり、友達を作ったり、有意義な情報が得られたり、新しい出会いがあったり。
そんな何気ない語り合いの輪の広がりが、この場を運営する立場として一番うれしい。

先日も、苦しみのさなかにあった方が、隣の人の一言が、気づきのきっかけになったと言われました。
それは「一人で頑張ろうと思った。でもやっぱり一人じゃダメだった」という言葉だったそうです。

心に苦しみを持つ方の多くは「一人で頑張らなくてはいけない。他人に頼ってはいけない」と思っていて、
それが「自分だけなんでこんなに頑張らなくてはいけないのだろう」や
「一人で頑張れない自分が悪い、情けない」という思いにつながり、自分を苦しめます。

きっと、カウンセラーや精神科医から
「無理しないで」「頑張りすぎないで」と言われてもそれができない。
でも、同じような苦しみを持つ人の、経験からくる何気ない一言は素直に心に届くのではないでしょうか。

いつもいつもそう、というわけにはいかないけど、
きっと、ふと心が開けてアンテナが立った時にキャッチした信号はダイレクトに届くのではないでしょうか。

「ここに来ると、なんかお菓子をよく食べるよね」とも言われます。
お菓子とお茶がすすむのはリラックスしている証。

いつもそんな「場所を開いていること」を大切にしたいと思っています。

 

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