広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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命日にサプライズがありました

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今日6月21日は歩美の12回目の命日です。
毎年この日は、自宅で過ごします。
この日だけは、「『自分以外の誰のため』に何かをする」ことを一切せず、
「自分のためだけ」に過ごしたいのです。
といっても特に何もしません。
 
今日は朝から強い雨が降っています。
歩美が昇天した日も雨でした。
前の日に脳死状態になり、病院で寄り添っていました。
息苦しくなり、病院の中庭でぼんやりと座っていました。
午後2時、一瞬、雨がやみ、雲の切れ目から一筋の光が差し込んでいました。その光を見上げていたら医師から、いま、心停止になったと告げられました。
「ああ、いま、光の階段を上って天に昇ったんだ」と真っ白な心で感じたのを思い出します。
 
今年も花を贈ってくださった方のおかげで、花畑の中に立っているような歩美です。
12年間、この日を忘れずに贈って下さる旧知の方や新たな友人の愛。
歩美もきっと見ていてくれると思います。

この記事を書いた後、お墓詣りに行きました。
驚くことがありました。
墓地の管理者の方から
「先ほど歩美さんのお友達、と言われる方がお花を持って来られて
『シノが夢に出てきたので、来ました』と言われていました。」
と言われました。

どなたが、どんな夢を見られたのかしら。。。
その夢の中で歩美はどんな様子でどんなことを言っていたのかしら。。。
できたら知りたい。
もしこのブログを読まれていたら、連絡がほしい、と思っています。
 
2023年06月21日 15:40