広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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ブログ風 日々のつれづれ

いつでも待っているから安心して歩き出していいんだよ

3月末は色々な別れと旅立ちが多い時期です。
色々なことがあって、ここにご縁がつながった人が
ロングバケーション(神様がくれた人生の休暇)を過ごし、新しい道に歩き出します。
新しい出会いに力と光を与えられ、立ち上がる人。
転勤や転職、進学などで広島を離れる人もいます。
 
私たちはそれを喜び、励ましをもって、そして寂しさを心に、送り出します。
 
その場面で思い出すのは、自分の大学卒業式で女性教授からかけられた言葉です。
 
古い話ですが、女子大卒業時、世の中は「男女雇用機会均等法」の夜明け前でした。
同じ仕事をしても給料は男女差があり、
「女なんだから」とパワハラやセクハラは当たり前。仕事ができると「生意気な奴」。
職場の飲み会ではホステス。
様々な男女差別が当たり前のようにある時代でした。
教授は言いました。
「あなたたちは学生である今日までは男女差別なく生きてこられたでしょう。
でもこれからは実社会で、理由もなく男女の差別に直面しなくてはいけない。
それが今の社会です、残念ですが。
理不尽な差別や納得できない命令」で悔しい時、行き詰った時は、いつでも私たちの元に話に来てください。
私たちはいつでもあなたたちを迎え受けるから安心して社会人として歩み出してください。」
 
実際にお話しに行ったことはなかったけど、その言葉は「こころのふるさと」としていまでも残っています。
 
新しい道を歩みだす人には、同じ思いをこめて
「辛い時、寂しい時、行き詰ったときには遠慮なく連絡してね」と声掛けをしています。
辛いとき、誰にもそのことを言えないときに
その言葉が、心のどこかで「お守り」となることを祈りながら。
2024年03月29日 12:41