広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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ブログ風 日々のつれづれ

がんばっているつもりでいても気づかないほころびがそれを台無しにする

時々、たまらなく、いたたまれない気持ちになる出来事がある。

分かちあいや、こころのともしびで傾聴をしている中で、
目配り気配りが行き届かず、
複数の人が集まって話をする場で、ある人の言葉や態度(本人には悪意はないのだが)が
知らないうちに他の人を傷つけてしまうことが起きたり、
複数の人に同時に対していると、1人の人への気持ちの傾け方が中途半端になることもある。
運営や進行に気持ちが傾いてしまって、本当はもっと話をしたい人の話を時間切れで聞けないこともある。

自分の目が背中にもあり、手が8本くらいあり、頭も口も4つぐらいついていたらいいのに、と思う。
というより、自分が365日休みなく4人くらい同時に動ければ起きないのかと思う。

それ以前に、注意深さや丁寧さが足りない自分の性格が情けなく悲しくなる。

不満を持った人もその場では言わない。
帰ってから、怒りや悲しさを伝えてくれる人は親切だ。
何も言わずに去っていく人の方が何倍も多いと思うと、いたたまれない。

分かちあいには、不満やトラブルを起こさないことを重視して
色々な制限や禁止事項をはじめから設定し、余計なことをしない、というところもあるけど、
小さな一歩では、自由で、低い垣根の場にしたいと思って、なるべくフリーな状態でやっている。

考えが甘いのかな。

やってもやっても、いや、やればやるほど、出来ていないことに打ちのめされる。

 

2016年12月12日 21:35