一晩の夢でいいい
今日、1月24日は亡き娘の39回目の誕生日。空の上と地上に別れて14回目になります。
40歳に近い娘の姿は想像することもできません。
昨年は、娘が18年前に拾ってきたジョゼと一緒に天国で再会しているはず。
誕生日を迎えるたびに、地上で一緒に過ごしていたらどんなお祝いをしているだろう、と考えます。
生前は一緒に洋服などの買い物をし、ランチやスイーツを食べながら、仕事や職場の人間関係の愚痴を聞いたりしたっけ。
私の服を若い女子の視点で選んでもらうのも楽しみでした。
「そのうち結婚して、子どもも生まれて。娘が仕事をしていたら育児の手伝いをしたり、孫と一緒におでかけすることもあるのかな」などと考えていました。
私が欲しかったのは、そんな、「どこにでもある普通の母であり娘であり、親子のつきあいであり」だったのですが、、、
それだけで十分だったのですが、、、
特別な社会活動など「したい」とも「できる」とも思っていなかったのですが、、、
神様はそんな人生を許してくださらなかった。
いまの小さな一歩の活動を否定するつもりはないのです。
娘の死がなければ、出会わなかった人も大勢おられる。
生前より、確かに世の中の多くの苦しみや暗部に直面し、
社会を見る目は広がったし、考えることも深くなった。
でも
一晩でいい、14年前に戻って「普通の母と娘が普通の日常を過ごしている」夢を見させてください。
2025年01月24日 11:34