内閣府「自殺対策官民連携協働ブロック会議」
先週金曜日(11月28日)、岡山市で 内閣府自殺対策推進室主催 「自殺対策官民連携協働ブロック会議・中四国ブロック会議」が開催されました。 「小さな一歩」では、私と、「こころのシェルター」サポーターさん2人が参加し、 私は「こころのシェルター設立計画」を中心に、25分間発表をしました。 当日説明用資料(PDF) 「小さな一歩」以外では、 「若者向け自殺対策啓発事業」(高知県地域福祉部障害保健福祉課) 「愛媛県宇和島保健所における未遂者支援の取り組み」(愛媛県宇和島保健所) からそれぞれ発表がありました。 ●高知県地域福祉部の発表からの気づき ・就活、恋愛、家族関係、、テーマは同じでも時代間隔が違うと、共有しにくい。 若者には若者の「ゲートキーパー」が必要だ。 ・バトンタッチできる受け皿機関(こころのシェルターもその1つになりたい、、、)との連携が あってこそ「若いゲートキーパー」が重荷を負わずに身近な人に声がかけやすくなるのでは。。。 ●宇和島保健所の発表からの気づき ・12万人(広島市では、1つの区くらいの規模)くらいの人口規模は、 自殺未遂者の事後ケアのために色々な機関が連絡を取り合い、連携するのに ちょうどいいコミュニティサイズ。 今まで見聞きしてきた防止対策の先進的取組も、だいたい中小都市での取り組みだった。 ・自殺未遂者の事後介入はタイミングが大切!「涙が枯れる前に」! 夜間に多い未遂行為。次の朝までの初動が成否を決める。 「ああ、そうだな~気づかなかった」「そうか、そのタイミングが大切なんだ」 と気づかされることがあり、全てが勉強になりました。 今まで、自殺防止対策や自死未遂者支援に関する会議はいつも1人で行っていました。 3人で行ったのは初めて。 1人でない、って、なんて心強いんだろう、と思いました。 来る12月9日には、第2回「こころのシェルター サポーターの集まり」があります。 今回の学びをまた肥やしにして、計画を少しずつでも、煮詰めていきたいと思いました。
2014年12月01日 11:44