母の日プレゼント
「母の日だから」とプレゼントに持ってきてくれた花束がうれしかった。
偶然にも、2人とも可愛らしいガーベラの花束。
一緒に花瓶に挿して。
お昼過ぎに来て、軽くごはんを食べて、テレビを見ながらゆるい時間を過ごした後、
「ついでに夕飯食べていったら」となり、夕飯を食べて帰りました。
10代、20代を母親の精神疾患に苦しみながら寄り添いながらも、自死で失った2人。
生きていれば彼女たちとほとんど同年代だった娘を亡くした私。
失われたものは代えがえのないものだけど、
失った者同士だからこういう新しい関係も生まれるんだな、不思議な天命です。
「こんな家族だんらんを母親と過ごしたことがなかった」
しみじみと語る彼女に
「これからいつでもできるよね」
と語りました。
母の日にはちょっと早かったけど、忘れられない母の日プレゼントになりました。
2014年05月07日 21:00