天国で新しい衣をまとう
「イースター」の日でした。
イエスキリストが、金曜日に十字架にかけられ、3日目である日曜日に復活したことを祝う日で、
毎年、春分の日の後のはじめの満月の、次の日曜日がイースター。
(クリスマスと違って、毎年日が違うので一般の人には理解しにくいですが)
このイースターの祭りが持つ意味、というのは
「命のよみがえり、とこしえの命」への信仰。
そのため、毎年イースターの日には教会信者による墓前礼拝が行われます。
亡くなった人の魂が神の国で「よみがえる」ことを祝うのです。
「死んだ後、天国に上り(信者は「御国」という)、現世での鎧や殻(罪や苦しみ、悪意を意味する)を脱ぎ捨て、新たな衣を神様から授かり、そこで永久に生きながらえる」
この教えは、心の支えになります。
娘がいつまでも私を天国で待っていて、見守ってくれている、という。
昨日初めて知ったことですが、
キリスト教では「かたつむり」をシンボルとして扱い、多くの美術品のなかで、キリストの墓の回りにある影にかたつむりが描かれ、又彫られているそうです。
かたつむりは、成長すると小さくなった殻を脱ぎ捨て、いったん裸になって、新しい殻を身にまとうそうです。
娘も、天国で、生きている時に、身にまとわりついていた「いろいろな殻」を脱ぎ去り、
今は新しい衣をきているのだろうか。。。。
よく眠る子でしたから、かわいい巻貝の中でゆっくりお昼寝している姿を連想してしまいました。
2014年04月21日 10:29