広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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丸1年を迎えて

小さな一歩の分かち合いは昨年2月の「自死遺族の希望の会」に始まり、
18日の「うつ症状のある方と家族の会」で丸1年がすぎました。

1年間が長かった。

毎回、「こんな会でいいんだろうか」「参加者が1人もいなかったら。。。」
と悶々としながら場を開きましたが、
幸いにも、色々な方の支えがあり、
終わった後はいつも、「今回も『やってよかった』」と満たされる思いで一杯に。

先日は、分かち合いに9人もの参加者があり、
互いに助言しあったり、励まし合いの言葉が交わされていました。

当事者同士だから言える、実感のあるアドバイス。
同じ想いのある当事者に言われるから、素直に聞ける。

「なんだか、私って、机並べてお茶出して、、、何にもしてないな、て思います」(笑)
と言うと、
「こういう場を開いてくれていることだけで感謝です」と言っていただき、
ずっと抱えていた胸のつかえや、自問自答が解けたようで、とてもうれしかったです。

その後、2つの会から10人の参加者があり、近くの居酒屋で新年会をしました。

分かち合いに続き、熱気のある会になり、2時間があっという間にすぎました。

「気候がよくなったら、景色のいいところに行って、きれいな空気の下で分かち合い、もいいですね」
という話も出ました。

「ただ、話し合いの場だけ、というのもどうかなぁ」という想いから
食事会や勉強会、音楽療法の会なども同時開催してきました。


時には、不要かな?と思ったりもしますが、

でも、時には参加した方から喜びの声ももらうので、
あたりはずれは覚悟の上で、これからもじばばたと、企画を投げ込もうと思います。

「自死遺族の希望の会」「うつ症状がある方と家族の会」に参加して下さった方々、
皆さんに支えてもらいました。
改めて御礼申し上げます。

これからも、
「異なるものを持ちながら共有できる思いを持ち寄り」
「共通するところもあるけど、それぞれに違う思いも受け止めあう」。
そんな会を続けていきたいと思います。

よろしくお願いします。

2014年01月20日 11:22