広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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沈黙の大切さ

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  玄関先のハイビスカスが
 今年も可憐なピンクの花を咲かせました。
 娘がアパートで育てていた苗を持ち帰ったときは
 10センチくらいだったのが
 1メートルくらいに育って、
 3年目の夏も元気に咲いてくれました。
 花もちゃんと育って元気だよ、見てる?
 と娘に声をかけました。

  昨日は、大阪府豊中市で行われたあゆみあいネット主催
 「自死について語る場を支えるための講座」
 に出席してきました。

 「分かち合い」のロールプレイを2時間ずつ、3回行いました。
 
  ファシリテーター役の講師の人は、「何でも話したいことを話してください」と言われた後、
 全く誘導をしません。自己紹介もありません。

 はじめは、沈黙の時間の長さにとまどいましたが、何度かやっているうちに、
 「これが本当の分かち合いだ」とわかってきました。

 自己紹介をしたり、順番に話したり、沈黙があると発言を促すようなことをしたりすると
 話し合いの場が活発になるのですが、場の流れに合わせて話題を選んだり、
 その場の空気に流されたり。

 結局は心の解き放ちになっていない。

 
 
 私も久しぶりに、1人の遺族として、いろいろなことを話しました。
 今まで話したことがなかった、奥底にある想いも湧き出てきて、
 帰りの新幹線でもしばらく、その想いが深く重く沈殿していました。

 今までの自分のやり方に反省、反省です。いい勉強になりました。

 でも、ファシリテーターにとって、「沈黙」は結構勇気がいります、なんでだろう。 
 
 
 
 

2013年08月26日 18:31