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自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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科学的根拠に基づく自殺予防総合対策推進コンソーシアム準備会 第1回シンポジウム


科学的根拠に基づく自殺予防総合対策推進コンソーシアム準備会 第1回シンポジウム

昨日7月24日に東京で開催されたシンポジウムに参加してみました。

14:15-15:15 記念講演『WHOの自殺予防に向けての世界的な取組-日本への示唆-』
“WHO global efforts on suicide prevention – implications for Japan” 
●WHO Scientist  Dr. Alexandra Fleischmann

         座長:国立精神・神経医療研究センター総長 樋口輝彦

15:30-17:30 シンポジウム『自殺予防~若者の生きづらさを支援する~』
●川崎医科大学 精神科学教室          教授 青木省三

●筑波大学大学院 人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻
 社会精神保健学分野               教授 斎藤 環

●特定非営利法人BONDプロジェクト        代表 橘ジュン

実質3時間弱という時間の中で、学術研究に基づくスライドが大量に提供され、
話の内容が高度でスピードが速く、研究者向け。私はついていくのがアップアップでしたが、

要点として、「自死念慮」→「自死企図」→「自死未遂」といったように自死危険が
高まっていく“行動”そのものをフォーカスし、もっと科学的研究を進め、
対策を強化すべきだ、という主旨が一貫して語られていました。

先日のシンポジウムにあたって私が一番訴えたことがWHOによってグローバルに進められているということに、はげしく納得して帰ってきました。

「科学的根拠に基づく~」というと、無味乾燥で心がこもっていないような印象になるけど、
WHO⇒厚生労働省⇒地方自治体⇒市区町や民間団体 と、
川上から自死対策をおろしていくためには「科学的根拠」が必要なのかな。

それをもとに、市井のレベルでは、きめ細やかな個別対応ができればいいのですから。

それはそうと、青木氏、斉藤氏の事例発表の中で、
実際に、自死未遂をした若い人たちの中に、全く前触れもなく、救助後に心理的ショックもない
例がある、というのはショックでした。
このような若年層には「援助希求心理」を自覚までこぎつけるのがまず第一段階だとか。

私の理解力、表現力のとぼしい説明より、きちんと要約してくれているブログ(和光大学の方)
がありましたので
シンポジウム内容を正確に理解したい方にはコチラをおすすめします。

2013年07月25日 19:04