9年目の祈念式と分かち合い
6月20日には教会で親族で召天祈念式をして、21日は「自死遺族の分かち合い」をしました。
6月21日は小さな一歩の7回目の設立記念日でもあり、
「こころのともしび」5回目の開所記念日でもあります。
この日に一度、人生の全てを否定し、生きる意味がわからなくなった。
その後折々に、少しずつ生き直しをしてきました。
何度も何度も全てが空しく、疲れ、意味を見失い、
「もうだめだ、もう無理だ、全てを閉じよう」と心が倒れたけど。
その都度、周りの人々に励まされて、手をとって起こしてもらってきた。背中を押してもらった。
今年も、娘を偲ぶ人々から、多くの花をいただきました。
娘の同級生は30代半ば、仕事や家事育児に一番忙しい時期。
でも、毎年忘れずお花を送ってくれる。
お花を見るたび、娘が私たちの心の中でずっと生きているのだと感じる。
21日の分かち合いでは、多くの参加者があり、「4月に中止されたので、今日の再開が待ち遠しかった」と言ってくださった。
しおれそうな体をもう一度、立ち上がらせようと思った。
いつまで気力体力が続くかな、と思いながら、また新しい1年を始めます。
「我が足はよわけれど、導き給え、主よ」
2020年06月23日 20:35