広島女学院大学で講演をしました
6月29日、広島女学院大学の「宗教の時間」で、学生の方々に向けて30分ほどのお話しをしました。広島女学院大学は、キリスト教系の女子大学で、私が教会員になっている「日本キリスト教団 広島教会」とも深いつながりがあります。
クリスチャンホームに生まれ、子どもの頃は両親と共に礼拝に行っていたのに、反抗期から教会に背を向けていた私。
その私が、娘の自死をきっかけに、信仰に戻るきっかけになったのは娘の臨終の枕元。
当時一面識もなかった、広島教会に突然電話をかけ、弔いのお願いをしたことでした。
すぐに牧師先生が駆け付けてくださり、ICUの看護師の制止を振り切って、祈りを捧げ、弔いの讃美歌を泣きながら歌いました。
その日から10年の経緯や決心。
「自分は娘に信仰を強要せず、自らの想いから再び教会に足を向ける日が来ることを願ってきた。その日が訪れたことを神様に感謝する。
でも、そのきっかけが、愛する孫娘の死だったとは。神様が与えた運命はなんと厳しいことか、、、」と、私の洗礼式で泣き崩れた亡き老父の姿を思い出します。
また、色々な迷いや紆余曲折を経ながら、現在までの8年間の活動に至る想い。
娘に語りかけたいこと。
そんな話をしました。
講演原稿をPDFにまとめました。
講演原稿(pdf)
2021年07月08日 19:07