広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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活動の主旨と主な内容「こころのともしび」の日々 ≫ お待ちするだけでなく、お迎えに行くつもりで ≫

ともしび 日々通信

お待ちするだけでなく、お迎えに行くつもりで

「こころのともしび」に来られる方から、よくお聞きしてきたのは
「以前から来たかったのだけど、(体や心の)体調が悪く、外に出ることもできなかった。
やっと体が動かせるようになったので、ここに来ることができるようになりました」という声でした。

その声を聴くたびに、心苦しい想いをしてきました。

「私たちはいつでもここで、心が疲れた方の訪れを待っています」と言っているけれど、
それは「待っているから来てください」という、主催者目線の言葉でもあったな、と。

開業から1年がたち、「こころのともしび」内部の運営が少し落ち着いてきたいま、
新たに8月から、「私たちからお話しを伺いに行く」サービスを始めようとしています。

1つは、1人孤独の中にあり、外に出たい、人と交流したいと思いながら心身の不調によってそれがままならない方への
「訪問傾聴」です。


病気の療養中であったり、体や心に障がいがあって、外出がままならない方を対象として
福祉や医療、カウンセリングについての知識経験が豊富なスタッフがお宅におうかがいして
1時間程度、お話しを伺います。

また、以前から希望が多かった、電話での傾聴も限られた時間内ではありますが、
「電話相談の日」を設け、電話相談業務のベテラン相談員が応じます。


そして、時間はかかっても、外に出て人と交流できる日がいつか来ることを願いながら
お話しを真摯に受け止め、
できる限りの励ましを送りたいと思っています。

詳細は
「こころのともしび」http://chiisanaippo.com/tomoshibi2.html
をご覧ください。

2016年07月25日 19:15