広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

0000517589.jpg

活動の主旨と主な内容「こころのともしび」の日々 ≫ 目の前にいる1人のために ≫

ともしび 日々通信

目の前にいる1人のために

昨日「こころのともしび」での「自死遺族の希望の会」では7人の遺族の方から来られました。
初めての方が1人、久しぶりに来られた方が1人。

自死遺族の希望の会を初めて、そろそろ丸3年。

毎回、なんらかの手作り軽食を用意するのですが、作りながら、毎回、
「今回こそは、誰も来ないかもしれないな~。そうしたらこの食事は全部持って帰って家で食べることになるな~」
と考えつつも、いろいろ用意しています。

今回もそんな風に思いながら用意して来たら、
久しぶりに来られた方が
「次も行こう、今回は行こう、と思うのに体調が悪くて来られなかった。
半年ぶりです。この会があって、本当によかった、救われた」と言ってくださったことが
心の中に深くしみこみました。

「いっぺんにたくさんの人の心を救うことはできない、
でも1人ならできるでしょ」とはマザーテレサの言葉。

1人でも「この会があってよかった、心が救われた」と言ってくださるうちは
しんどくても、迷うことがあっても、自信がないからと弱気にならずに
細々とでも、灯りをともし続けたいと思いました。
2015年11月09日 23:19