広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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活動報告

第2回「自死遺族の希望の会」

【実施日】2013年4月20日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室
 
1、参加者・・・総数 14人
         (内訳)「小さな一歩 ネットワークひろしま」スタッフ  3人
             自死遺族       11人
 
2、当日の進行

  15時~15時30分 : 主旨説明、「哀しみセラピー」輪読
  15時30時~17時30分 : 全体で分かち合い
                 子どもや孫を亡くした方 : 9人 
                 配偶者を亡くした方 : 1人
                 親を亡くした方   : 3人
                 兄弟を亡くした方  : 1人

  17時~19時       : 食事会
                  参加者 13人
    手作りの料理を共同で運び、食べながら自死以外の話も含め、語り合う
      <メニュー> 自家製鶏ハム、サラミとモツェレラチーズのサラダ、新玉ねぎの汁
 
3、当日運営の感想

 ・今回もたくさんの参加があった。第1回目ではよるグループ分けをしたが、
 今回は「違いも共有したい」という思いで、1グループで「分かち合い」を行った。
・人数が多いと、自分と異なる立場の人や、喪失からの年数など、相違を超えた想いを聞くことができる利点があるが、
 ゆっくり自分の話をできない方も出てくるので、次回は2回の経験を教訓にして展開したい。
・「かなしみセラピー」という本を輪読したところ、2人の購入希望があった。
・「自死」の問題についてより深く取り組みたいと考える方のために、他県での研修会(こころのカフェ きょうと主催
 「自殺実態白書2013勉強会」
をご案内した。早速参加申し込みがあった。
・7月20日に「自死遺族の想いを伝えるパネル展」と共催で行うフォーラムについてご案内した(詳細は後日連絡)
2013年10月22日 11:52

第1回「うつ症状のある方や家族の会」

【実施日】2013年3月16日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室
 
1、参加者・・・総数 8人
         
2、当日の進行
  15時~15時20分 : 主催者あいさつ、会の意図、一言自己紹介
  15時20分~17時 : 分かち合い
  17時~18時    : 音楽療法士久保敬子氏指導による「歌の分かち合い」
  18時~19時    : 食事会
 
3、当日運営の感想
 ・それぞれに異なる背景や現状を抱えた人たちが集まった。
  それぞれが抱える困難や苦しさを、自由に語り合ったため、肩に力が入らず、和気あいあいとした雰囲気で会が進行した。
・途中から音楽療法士久保敬子氏が参加し、「さくら貝の歌」が独唱された。
 その後全員で「北国の春」「花」を合唱した。
 カラオケとは異なり、みんなが大きな声で合唱することで、一層心のつながりが深まった気がした。
 
4.食事会
 ・鶏肉のポトフ
 ・じゃがいもとアボガドのサラダ
 ・豆ごはんのおにぎり
 ・いちご
 ・マカロン(デザート)
 
5.今後の予定
 ・今回、好評だった「歌の分かち合い」を、次回の分かち合いでは正式な「音楽療法」として1時間実施する予定。
2013年10月22日 11:51

第1回「自死遺族の希望の会」開催報告

【実施日】2013年2月16日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室

 
1、参加者・・・総数 16人
         (内訳)自死遺族運営スタッフ  4人
              自死遺族        12人
 
2、当日の進行

  15時~15時30分 : 主催者あいさつ、会のルール説明、一言自己紹介
  15時~17時    : 亡くなった方との関係によって3~5人のグループ
                に分かれて語り合う
                
  17時~19時       : 食事会
                  参加者 15人
    手作りの料理を共同で運び、食べながら自死以外の話も含め、語り合う
     ◎メニュー
        キャロットポタージュ、アイスバインのポトフ、ごはん、バナナケーキ

  19時~20時       :片づけの後もそれぞれに語りあった
 
3、当日運営の感想

 ・他県の「自死遺族分かち合い」主催者も応援に来てくれたおかげで、少人数での分かち合いができたので、参加者の方も「十分に話ができた」「色々な話が聞けてよかった」と参加者アンケート回答があり、良かったと思う。

・参加者の中には、没後1年未満で悲嘆が強い方も数人いたが、「十分話を聞いてもらえた」と感想を言われていたので安堵した。

・手作りの食事を出したことがたいへん喜ばれた。今後も続けていきたい。

・今後の希望として「悲嘆心理を学びたい」「遠足やお花見、などのレクリエーションもしたい」などが多くあがっており、会の今後の企画として検討していきたい。
2013年10月22日 11:48