広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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活動報告

第4回「うつ症状のある方や家族の会」


【実施日】2013年9月21日

【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室
 
1、参加者・・・総数 12人

         
2、当日の進行

  15時~15時10分    : 主催者あいさつ、会の意図、一言自己紹介
  15時10分~17時00分 : 分かち合い
  17時00分~19時00分 : 「ソーシャルスキルトレーニング」体験会
 
3、当日運営の感想

・4人の新規参加者を迎え、分かち合いは1つの輪を囲んで行った。
・参加者からの提案により、1人10分ずつ程度順番に、つっこんだ話し合いをする形式にした。
・お互いの悩みについて感想や意見が交換できた。ときに、食い違う場面もあったが、活発に意見が出たことは成果と考える。
・自分の悩みは混とんとしている人も、他のメンバーに助言を与えるときは客観的に思考できることをお互いが確認しあった。
 
4.ソーシャルスキルトレーニング
 「コインマップ」手法を使った。

  ①自分を中心点に置き、関わっている人間を硬貨に例え、コインを配置する。
  ②どのような硬貨をどの方向、距離に置くかで、現在の人間関係を鳥瞰的に把握し、
   今抱えている人間関係の問題点を自分で整理する。
  ③コインマップの中から「これから改善したい人間関係」を本人が考え、
   「改善するためにはどのような方法があるか」をグループ内で意見を出してもらう。
  ④出た意見の中から、本人が「一番実現できそうなもの」を選び、実行する。
 
・軽食を食べながらゲーム感覚でコインマップ作りに取り組んだので、笑いもあり、和やかな雰囲気で行うことができた。コインマップ作成自体が、心の整理にとても有効である、と参加者から好評を得た。

・今回は希望者7人が体験したが、コインマップ作成は全員が参加する分かち合いの中にも取り入れていきたい。
2013年10月22日 11:58

第4回「自死遺族の希望の会」

【実施日】2013年8月17日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室
 
1、参加者・・・総数 12人
         (内訳)「小さな一歩 ネットワークひろしま」スタッフ  2人
             自死遺族       10人
 
2、当日の進行
  15時~16時 : 全員で一言ずつ近況や心境を語る
  16時~17時30分 :故人との関係別に2グループに分かれて分かち合い
  17時30分~19時 :茶話会
                参加者 7人
    冷たいデザートやお菓子を共同で運び、食べながら自死以外の話も含め、語り合う
 
3、当日運営の感想
 
 
 
 
 
 
 
 ・初参加の方が5人来られた。
 ・前回同様、多くの参加があったので子どもを亡くした方と親兄弟を亡くした方に分かれ、
 後半は2グループに分かれて、それぞれの想いを語りあった。
 少人数で輪になるとお互いの距離が近く、心理的に共通することも多いためか、
 話し合いが活発なう点はよかったが、反省材料として、同じ部屋で話が盛り上がると
 別のグループの声が耳に入り、話が聞き取りにくいこともあった。
 
・この反省を次に活かし、部屋を分けることも次回は考えたいと思う。
・また、2回続けて、同じグループ分けだったため、参加者から「次回はあえて違う立場の方の話も聞きたい」との提案があった。このような提案をしてくれることは大歓迎。次回、人数が多いようであればそのようにしていきたい。
・11月に「オルゴールコンサート」を企画予定。
・12月は趣向を変えて、クリスマスライトアップをみんなで見に行き、夜景の中の分かち合い、という形にしようと思う。メンバーに予告した。
・複数回参加されている方もいるので、10月以降は多少趣向を変えることも検討している。メンバーから「映画を観るのもいいのでは」という提案があったので検討したい。
 
2013年10月22日 11:57

第3回「うつ症状がある方や家族の会」


【実施日】2013年7月27日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室

 
1、参加者・・・総数 5人
         
2、当日の進行
  15時~15時10分    : 主催者あいさつ、会の意図、一言自己紹介
  15時10分~17時00分 : 分かち合い
  17時~18時        : 茶話会
 
3、当日運営の感想
 ・分かち合いは5人で1つのテーブルを囲んで行った。
 ・急用で参加予定者2名が不参加になったが、5人で集中的に語り合い、充実した話し合いになった。
 
4.茶話会
 ・フルーツケーキを食べながら、自由に話しあった。
  分かち合いとは違って気軽な話ができ、楽しい雰囲気になった。
 
5.今後の予定
 ・9月21日(土)は通常通り開催する予定。分かち合い+いやしの会ができるといいと思う。
 
  (テーマ考案中)
2013年10月22日 11:56

第3回「自死遺族の希望の会」

【実施日】2013年6月15日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室
 
1、参加者・・・総数 12人
         (内訳)「小さな一歩 ネットワークひろしま」スタッフ  3人
             自死遺族       9人
 
2、当日の進行
  15時~16時 : 全員で一言ずつ近況や心境を語る
  16時~17時30分 :故人との関係別に2グループに分かれて分かち合い
  17時30分~19時 :食事会
                参加者 7人
    手作りの料理を共同で運び、食べながら自死以外の話も含め、語り合う
 
3、当日運営の感想
 ・今回は子どもを亡くした方と親兄弟を亡くした方が半数ずつだったので
 後半は2グループに分かれて、それぞれの想いを語りあった。
 少人数で輪になるとお互いの距離が近く、心理的に共通することも多いためか、
 とても活発に話し合いができた。
・7月20日に「自死遺族の想いを伝えるパネル展」と共催で行う「自死問題シンポジウム」
 についてご案内したところ、ほぼ全員の方から参加の返事があった。
 そのうちの4人は当日の会場お手伝いもしてくれることになった。感謝。
2013年10月22日 11:53

第2回 「うつ症状のある方や家族の会」


【実施日】2013年5月18日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室

 
1、参加者・・・総数 10人
         
2、当日の進行
  15時~15時10分    : 主催者あいさつ、会の意図、一言自己紹介
  15時10分~16時30分 : 分かち合い
  16時30分~17時30分 : 音楽療法士久保敬子氏による「音楽療法の会」
  17時30分~19時    : 茶話会
 
3、当日運営の感想
 ・分かち合いは8人で1つのテーブルを囲んで行った。
 ・前回の分かち合いで約束していた「音楽療法」を行った。
   5月にちなんで「こいのぼり」「茶摘み」「夏は来ぬ」の合唱とトーンチャイム演奏。
   久保敬子氏の独唱「アヴェ・マリア」「花のリボン」
   最後に美空ひばりの「川の流れのように」を全員で合唱
 
4.茶話会
 ・フルーツデザートを食べながら、分かち合いで心に浮かんだことを自由に話しあった。
  活発な発言が多く、大いにもりあがった。
 
5.今後の予定
 ・7月20日(土)はシンポジウムのため、別の週で調整をする予定。
2013年10月22日 11:53

第2回「自死遺族の希望の会」

【実施日】2013年4月20日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室
 
1、参加者・・・総数 14人
         (内訳)「小さな一歩 ネットワークひろしま」スタッフ  3人
             自死遺族       11人
 
2、当日の進行

  15時~15時30分 : 主旨説明、「哀しみセラピー」輪読
  15時30時~17時30分 : 全体で分かち合い
                 子どもや孫を亡くした方 : 9人 
                 配偶者を亡くした方 : 1人
                 親を亡くした方   : 3人
                 兄弟を亡くした方  : 1人

  17時~19時       : 食事会
                  参加者 13人
    手作りの料理を共同で運び、食べながら自死以外の話も含め、語り合う
      <メニュー> 自家製鶏ハム、サラミとモツェレラチーズのサラダ、新玉ねぎの汁
 
3、当日運営の感想

 ・今回もたくさんの参加があった。第1回目ではよるグループ分けをしたが、
 今回は「違いも共有したい」という思いで、1グループで「分かち合い」を行った。
・人数が多いと、自分と異なる立場の人や、喪失からの年数など、相違を超えた想いを聞くことができる利点があるが、
 ゆっくり自分の話をできない方も出てくるので、次回は2回の経験を教訓にして展開したい。
・「かなしみセラピー」という本を輪読したところ、2人の購入希望があった。
・「自死」の問題についてより深く取り組みたいと考える方のために、他県での研修会(こころのカフェ きょうと主催
 「自殺実態白書2013勉強会」
をご案内した。早速参加申し込みがあった。
・7月20日に「自死遺族の想いを伝えるパネル展」と共催で行うフォーラムについてご案内した(詳細は後日連絡)
2013年10月22日 11:52

第1回「うつ症状のある方や家族の会」

【実施日】2013年3月16日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室
 
1、参加者・・・総数 8人
         
2、当日の進行
  15時~15時20分 : 主催者あいさつ、会の意図、一言自己紹介
  15時20分~17時 : 分かち合い
  17時~18時    : 音楽療法士久保敬子氏指導による「歌の分かち合い」
  18時~19時    : 食事会
 
3、当日運営の感想
 ・それぞれに異なる背景や現状を抱えた人たちが集まった。
  それぞれが抱える困難や苦しさを、自由に語り合ったため、肩に力が入らず、和気あいあいとした雰囲気で会が進行した。
・途中から音楽療法士久保敬子氏が参加し、「さくら貝の歌」が独唱された。
 その後全員で「北国の春」「花」を合唱した。
 カラオケとは異なり、みんなが大きな声で合唱することで、一層心のつながりが深まった気がした。
 
4.食事会
 ・鶏肉のポトフ
 ・じゃがいもとアボガドのサラダ
 ・豆ごはんのおにぎり
 ・いちご
 ・マカロン(デザート)
 
5.今後の予定
 ・今回、好評だった「歌の分かち合い」を、次回の分かち合いでは正式な「音楽療法」として1時間実施する予定。
2013年10月22日 11:51

第1回「自死遺族の希望の会」開催報告

【実施日】2013年2月16日
【会場】日本キリスト教団広島教会 1階集会室

 
1、参加者・・・総数 16人
         (内訳)自死遺族運営スタッフ  4人
              自死遺族        12人
 
2、当日の進行

  15時~15時30分 : 主催者あいさつ、会のルール説明、一言自己紹介
  15時~17時    : 亡くなった方との関係によって3~5人のグループ
                に分かれて語り合う
                
  17時~19時       : 食事会
                  参加者 15人
    手作りの料理を共同で運び、食べながら自死以外の話も含め、語り合う
     ◎メニュー
        キャロットポタージュ、アイスバインのポトフ、ごはん、バナナケーキ

  19時~20時       :片づけの後もそれぞれに語りあった
 
3、当日運営の感想

 ・他県の「自死遺族分かち合い」主催者も応援に来てくれたおかげで、少人数での分かち合いができたので、参加者の方も「十分に話ができた」「色々な話が聞けてよかった」と参加者アンケート回答があり、良かったと思う。

・参加者の中には、没後1年未満で悲嘆が強い方も数人いたが、「十分話を聞いてもらえた」と感想を言われていたので安堵した。

・手作りの食事を出したことがたいへん喜ばれた。今後も続けていきたい。

・今後の希望として「悲嘆心理を学びたい」「遠足やお花見、などのレクリエーションもしたい」などが多くあがっており、会の今後の企画として検討していきたい。
2013年10月22日 11:48