広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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活動の主旨と主な内容 ≫ 月次活動報告 ≫

活動報告

12月活動報告

こころを休憩する会
開催日:12月15日(日)

参加人数:16人

初参加の方が2人来られた。

今までで最多の14人の参加者があった。初参加の方も多かった。

ほとんどの方が何らかのいきさつから「うつ」に苦しんでおり、気持ちの落ち込みや体が思うように動かないことについて、共感しあう言葉かけが多かった。

「うつ」の症状が重いとき、どのように考えを切り替えていくか、孤独と戦う方法、気力が崩れてしまったときにどうするか、、、など当事者がお互いに共感しあう会話が多く、熱のこもった会話のやりとりが続いた。定時をすぎても意気投合した人たち同士で話が続いていた。

 

自死遺族の希望の会
開催日:12月15日(日)

参加人数:10人
当日の様子:

8人の来訪があり、進行スタッフ(自死遺族当事者)も含め、10人で話し合いをした。

初参加2人の方には分かち合いに先立って個別傾聴をした。

久しぶりに来られた方もおられた。

気持ちの中で、お別れから長年たっても受けいれられない気持ちと変わっていく気持ちの両方で葛藤する、という言葉には司会者も共感するものがあった。

分かち合いでは「周りの人たちに、このことをどように、どこまで伝えたらいいか、が難しい」「別れからの何年かを振り返ったとき、変わった気持ちも変わらない気持ちもある」など、当事者ならではの共通する気持ちに多くの参加者が「自分も同じ」と共感した。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:26日 来訪者:193人 
個室傾聴,電話傾聴回数:56回 (うち電話28回)
当日の様子:

寒さの中でもにぎやかな日が多かった。中には10人を超すゲストがあった日もあった。

月はじめに出したリテーブルこたつを囲んで、色々な話題を楽しむ方、パソコンでご自分のコンテンツ編集をする方、久しぶりに来られて、現在のお仕事のことなど近況報告をしてくださる方、在宅ワークをされている方が自宅より集中できるからと来られてパソコン作業の合間にお茶と雑談を交えて休憩をされるなど、思い思いのスタイルで過ごし、小休憩にお茶とお菓子で他のゲストと雑談する方など、にぎやかな年末になった。

2025年01月09日 18:38

11月活動報告

こころを休憩する会

開催日11月10日(日)
参加人数:6人
当日の様子:
初参加の方も含め、8人で話し合いをした。
司会者(米山)が、猫との死別をきっかけに心身の調子を崩した話をし、共感と励ましの声をいただいたことがありがたかった。新たな活動を始めた方、勇気をもって治療に向かわれた方の話も、参加者に勇気を与えるものだった。
福祉サービスの利用について悩んでいる人に、現実的な情報提供があるなど、参加者相互の言葉かけが盛んに行われていた。
 
≪精神科医のこころの相談会≫

開催日:11月17日(日)
来訪人数:7人(ZOOM面談5人、在宅アクセス2人)
当日の様子:ZOOM面談のために訪問された方が5人、在宅からのZOOM参加が2人。予定通りに、アクセストラブルもなく無事に進行できた。
相談時間以外にも、来訪者同士がお互いの経験を語りあうなど、自発的な分かち合いが展開されていた。
 
こころのともしび 活動実績


開所日:28日 来訪者:177人 
個室傾聴77回、うち電話傾聴回数:37回
当日の様子:
11月に入っても夏日の日があったり、台風が通過した後は肌寒い日が続いたり、と、季節の変わり目を象徴するような天候が続いた。
その影響もあってか、心身の不調を訴える人がいつもの月より多かったように感じた。
久しぶりに来られた方が、ジョゼをしのんでくださった。
先月退職したスタッフが、「リラクゼーション」と「カード占い」を月に数回は続けてくれていて、ゲストさんが喜んでいた。
 
2024年12月19日 18:08

10月活動報告

こころを休憩する会
開催日:10月13日(日)予定

 主催者都合により中止した。


自死遺族の希望の会
開催日:10月20日(日)

参加人数:4人
当日の様子:

2人の来訪があり、進行スタッフ(自死遺族当事者)も含め、4人で話し合いをした。

いままでにも分かち合いに参加された方々とゆったりとした会話の時間になった。

「自分自身の辛い経験を何らかの形で、これからの社会的な貢献に結び付けていきたい」というお言葉には、
スタッフも、過去の自分を振り返る思いがし、同じ辛い思いを経てきた立場ならではの、共感させられる言葉に、万感の思いがこみ上げた。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:179人 
個室傾聴,電話傾聴回数:71回 (うち電話39回)
当日の様子:

 猛暑の夏の疲れが出たような1か月だった。
その中で、祝祭日に「普段は仕事なのでなかなか来られなくて」と、社会復帰された方が久しぶりに近況報告に来られ、偶然、当時の仲良し仲間と再会して近況報告で盛り上がったり、子育てや家族との関わりについて、お互いの葛藤を相談しあう方々、SNSを通じてコミュニティに積極的に参加されている方など、それぞれの方が“自分らしい”生き方を探しながら過ごしている近況報告を聞き、感慨深い思いもあった。

2024年12月13日 18:04

9月活動報告

こころを休憩する会
開催日:9月8日(日)
参加人数:11人
当日の様子:
初参加の方も含め、11人で話し合いをした。
身体の病気で闘病中の方が、「生きる」ことについて改めて考えた、というお話を参加者全員が真摯にお聞きし、生きることの意味についてそれぞれが語り合った。1年前にご家族と死別した方もおられ、人と会う機会が少なくなったことを悩んでいた。
「こころを休憩する会」以外で、自助グループを主宰されている方も来られ、自助グループを継続していくことの苦労話に共感するところが大きかった。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:9月15日(日)
来訪人数:8人(ZOOM面談4人、在宅アクセス3人)
当日の様子:ZOOM面談のために訪問された方が4人、在宅からのZOOM参加が3人。ほぼ30分刻みで慌ただしく進行した。
相談会参加者以外の来訪者も多く、1日がバタバタとしつつも、大きな混乱はなく無事に終えることができた。
 
 
こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:171人 
個室傾聴129回、うち電話傾聴回数:43回
当日の様子:
9月に入っても真夏のような暑さの日があり、体調のバランスの悪さを訴えるお話が多かった。月はじめには台風が通り、臨時休があったり、台風通過後の片づけに追われるなど、この時期ならではのアクシデントもあった。
皆さんが可愛がってくださっている猫のジョゼが高齢と持病のために入退院を繰り返す。心配して声をかけてくださる人も多かった。
 
2024年11月13日 18:25

8月活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:8月11日(日)

参加人数:11人
当日の様子:11人の来訪。全員が前回までの参加経験者だったので、比較的リラックスした雰囲気の会となった。「うつ」があり、死にたい気持ちが時に大きくなることも同じ悩みや苦しみ、目線で語り合うことができた。

カウンセリング治療の効果についても共通する想いを語り合った。

「メンタルが崩れると回復に時間がかかる」「薬には頼りたくないが不安を和らげるために頼ってしまう「いったん落ち込んだらどうしたらいいかわからない」「元気になりたいといっても、『元気』というものがそもそもわからなくなっている」など、当事者の切実な言葉が交わされていた。

 

自死遺族の希望の会
開催日:8月18日(日)

参加人数:6人
当日の様子:

4人の来訪があり、進行スタッフ(自死遺族当事者)も含め、6人で話し合いをした。

分かち合いに先立って個室傾聴に来られた方は、時間の都合で分かち合いには参加できないと言われていたが、つきぬ思いを語って時間を過ごされた。

配偶者を亡くして間もない方のお話は切実なものであり、年月を経た方との間では多少の温度差があることも感じされた。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:27日 来訪者:153人 
個室傾聴,電話傾聴回数:81回 (うち電話55回)
当日の様子:

猛暑が続く時期があったり、大型台風接近のために臨時休業の日(2日)あり、と気候変動に翻弄された1か月だった。その中で、仕事に復帰された方が近況報告に来られたり、子どもさんの進路決定の時期ならではの葛藤を語られる方、SNSを通じてコミュニティに積極的に参加されている方など、それぞれの方が“自分らしい”生き方を探しながら過ごしている姿が印象的な場面もあった。

2024年09月27日 11:07

7月活動報告

こころを休憩する会

開催日:7月14日(日)
参加人数:7人
当日の様子:
大雨警報が出た中でも5人の来訪があり、7人で分かち合いをした。
家族からの心理的抑圧を語られる方があり、参加者がそれぞれの意見を出した。
「他の家族員でそれぞれの思いを話し合っては?」という発言が多かった。
職場の人間関係で深く悩んでいる方が本音を吐露し、周りの参加者も真剣に耳を傾け、各々の経験から意見を出し合った。
分かち合いの後は手作りのチョコレートケーキでを食べながら歓談した。甘いものを食べて少しリラックスし、色々な雑談を楽しんだ。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:7月21日(日)
参加人数:5人
当日の様子:当日キャンセルがあったため、相談者はいつもゆったりと時間をとって相談をした。全員が「ともしび」に来られての相談だったため、ZOOM接続がスムーズでアクシデントもなく、安心した。
冷静になれない方もあり、少しひやひやした。相談会の前後には来訪者とゆっくりと歓談をし、しばらく休止している「LINE相談」のためのネット環境整備を来訪者に教えてもらった。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:29日 来訪者:181人 
個室傾聴98回、うち電話傾聴回数:58回
当日の様子:
 月の前半は梅雨の集中豪雨が多く、交通規制がかかった日もあった。また、梅雨明けの猛暑も例年以上に厳しく、「ともしび」室内に入ると、汗が引くまでしばらくかかるゲストの様子も多く見られた。
 夏休みで帰省した方や就職した方、新たな事業を始めた方が休みの日に久しぶりに訪れ、元気で頑張っている近況報告を聞き、嬉しい気持ちになった。新たに就職した方、新しい活動に向かって前進している方のお話は喜ばしく、聞いていると元気をもらえるものだった。
2024年08月07日 18:42

6月活動報告

こころを休憩する会
開催日:6月14日(日)

参加人数:10人
当日の様子:8人の来訪。雨天の中でも来て下さる方に感謝した。
話し合いも活発だった。全員が前回以前にも参加した方だったので、こころの状態やその背景が共有できるメンバー同士でなごやかな雰囲気での話し合いになった。
「睡眠がうまくとれない悩み」「カウンセリング治療の効果」「大事な方との別れを経験した悲しみや心の痛手」など、経験者だからこそ共有できる深い話があった。
また、「心の深い話ほど、身近な人に対しては『心配させてはいけない』と話しづらい」との語りには、他の参加者も同調する声が多かった。

  

≪自死遺族の希望の会≫ 
開催日:6月16日(日)

参加人数:7人
当日の様子:

前回以降から参加している方々だったので、ややほぐれた雰囲気での分かち合いになった。

亡くなった方を知る親戚や近隣の方との日常のお付き合いの中で、その方の自死について語ることにが辛く、お付き合いも疎遠になる、というお話には、自らの経験を重ね合わせる方も多かった。
「元気なお子さんを見ると、かわいいと思うほどに、我が子の同じ頃を思い出して辛い、というお話も、複数の方が共感していた。

「仕事中(ON )と、自らの悲しみに立ち戻るとき(OFF)の切り替えが難しくて辛い」、また、カウンセリングを受けた感想など、同じ経験や想いで共感しあう場面が多かった。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:196人 
個室傾聴,電話傾聴回数:84回 (うち電話44回)
当日の様子:

仕事や出会い、ボランティア活動など、色々な出会いや「Reスタート」の話を聞くことが多かった。
新たな「人生のステージ」に立つ方は「期待」と「不安」が同時にあり、葛藤している姿も見られた。ともしびスタッフは、極力“ひかえめに背中を押す”立場に立った。

季節の変わり目で体調がすぐれない方も多く、別室(個室)のベッドで少し横になって休養てもらうこともあった。短時間仮眠をとると、多少疲れがとれるようだ。

2024年07月03日 18:22

5月活動報告

こころを休憩する会

開催日:5月12日(日)
参加人数:11人
当日の様子:
強い雨が降る日だったが、多くの参加者があり、話題も途切れることがなく、活発に言葉が交わされた。うつ傾向がある方が多く、「うつの切り抜け方」、「認知行動療法について」、「自分自身の「自動思考」の切り抜け方、認知行動療法について、などの話題でも、同じ苦しみを持つ人同士ならではの深い言葉の交換があり、集中力が途切れることがなかった。
「ともしび」のような、フリーにいつでも傾聴やグループトークができる場所は他にない、と活動する立場にはありがたいお言葉をいただいた。
 
 
≪精神科医のこころの相談会≫

開催日:5月26日(日)
参加人数:8人
当日の様子:来所相談者が6人、在宅からのZOOMアクセスで相談した人が2人。参加者が多く、30分刻みの、慌ただしい時間配分となったが、混乱なく全員の方が先生とお話ができた。初めての方も色々な相談ができた。相談者同士が相談時間の後も、お互いの気持ちを語り合っていた。
 
こころのともしび 活動実績

開所日:29日 来訪者:195人 
個室傾聴55回、うち電話傾聴回数:31回
当日の様子:
ゴールデンウィーク中も通常通りのスケジュールで活動を行った。
久しぶりに来られた方が傾聴を受けたり、ゆっくりとお茶を飲みながら近況をお話ししたり、旅行のおみやげを持ってこられた方がみやげ話をしてくださったり、新生活についての悩みを傾聴したり、と、この季節ならではの会話も多かった。
 
2024年06月06日 19:05

4月 活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:4月14日(日)

参加人数:13人
当日の様子:11人の来訪。初参加の方が2人。13人と多くの参加者があった。「うつ」症状の辛さとして、自分を責める気持ちや周囲から孤立してしまうこと、について語った方に複数の方が共感。お互いの経験や気持ちを語り合った。夜眠れないときの過ごし方を知りたいと言われた方に「ラジオを聴く」「NHKひきこもりラジオがお勧め」など、情報提供もあった。「人手不足のために仕事がきつくなり、うつ、パニックになるのではと不安」「生真面目で責任を背負いすぎ、自責感からうつになりやすい」など、複数の方が同じ経験や不安感で一致し、共感しあっていた。

 

自死遺族の希望の会
開催日:4月21日(日)

参加人数:9人
当日の様子:

お子さんを亡くされた方の参加が多かった。苦しみ続けることに葛藤を感じる、「辛い時の自分もあるが回復していく自分もある。そのバランスに苦しむ」という想いに、全員が「自分も、、」と共感していた。分かち合いの後、久しぶりに「手作りデザート」を提供し、猫のジョゼを囲んでなごむ時間もあった。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:27日 来訪者:216人 
個室傾聴,電話傾聴回数:61回 (うち電話27回)
当日の様子:

スタートの月にふさわしく、色々な方の新生活への見送りあり、進学や就職や退職のお話に来られた方もあり。職場の配置替えでチーム編成が変わった方の悲喜こもごものお話もあった。

広島に帰ってこられた方をひさしぶりにお迎えすることがあり、の1か月だった。新しい仕事に就いた方からの近況報告もあった。

2024年05月07日 16:32

3月 活動報告

こころを休憩する会
開催日:3月10日(日)
参加人数:10人
当日の様子:
よく参加されるメンバーに加え、初参加の方もあった。障碍者雇用で働く方が、職場のコミュニケーションに悩むご相談に他の参加者がそれぞれの経験を語り、苦手な上司や同僚をうまくつきあうための工夫など、励ましの声をかけていた。
また、過去のトラウマのフラッシュバックについて、複数の方が同様の経験をしていることがわかり、それぞれの心情や、それを乗り越えていくための考えの持ち方なども語り合った、
 
 
≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:3月24日(日)
参加人数:8人
当日の様子:来所相談者が6人、在宅からのZOOMアクセスで相談した人が2人。ほぼ30分刻みで次々と相談があった。「うつ」についてご家族にわかってもらいにくく、悩んでいる方に先生から周囲の理解をえるための「紙芝居」の紹介があり、早速メールにPDFファイルが送られてきた。お渡ししたところとても喜ばれていた。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:31日 来訪者:245人 
個室傾聴69回、うち電話傾聴回数:20回
当日の様子:
年度末ならではの、転職や就職、進学、新たな仕事のスタートなどの話が色々な方から聞かれた1か月だった。新しい一歩を踏み出す方には、スタッフやなじみのゲストが激励を送った。パソコンスペースを勉強やリモートワークに活用してくれる人がいて、「自宅より集中できる」と喜んでいただいた。来訪者が10人を超えるにぎやかな日も珍しくなくなった。
「花粉症」や花見の話題、「ひなまつり特別ランチ」など、新しい季節の始まりを感じさせる月だった。
 
2024年04月24日 11:32