広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

0000482318.jpg

活動の主旨と主な内容 ≫ 月次活動報告 ≫

活動報告

令和3年度年間事業報告

1 事業の成果

1)分かち合いの開催
 毎月「こころを休憩する会」、隔月で「自死遺族の希望の会」を開いた。参加者は平均8人前後。運営者も参加者も当事者限定の「自助グループ」であり、精神保健、医療、行政担当者は運営に関わっていない。
 分かち合いでは“一期一会”を大切にし、「身近の人には、遠慮や噂の広がり、相手との関係への影響を心配して、かえって本音が言えないことも多い。ここは、何のしがらみもない他人の集まりです、だからこそ気兼ねなく『心の澱』を吐き出して下さい」と話す。
 また、「分かち合い」の後の軽食会では、必ず手作りの軽食やデザートを出した。
温かい食事や甘いお菓子は、語り合いとは違った意味で心を癒し、分かち合いで涙を流した後、笑顔を取り戻して帰宅する人も少なくない。

≪自死遺族の希望の会≫
 ■目的・内容:自死遺族当事者限定の語り合い
 ■開催回数:6回
 ■参加者 自死遺族/延べ44人 

≪こころを休憩する会≫
 ◆目的・内容:精神障がい者及びその家族に限定せず、“こころの問題”を抱える当事者同士の語り合い
◆開催回数:12回
◆参加者 /延べ85人
 

2)精神科医によるこころの健康相談

 ◇目的・内容  精神面で悩みのある方に対する精神科医による専門相談や助言
 ◇開催回数:6回
 ◇利用者 「こころのともしび」利用者 他/36人
 ◇対応者 「メンタルホスピタルかまくらやま」名誉院長 渡邉直樹先生  

 3)常設型傾聴スペース「こころのともしび」の開催

 今日、精神的不調を訴える人が増え続けている一方で、職場の環境や当事者周囲の人も効率を求められる生活を強いられており、「助けてあげたい、力になってあげたい」という気持ちをそれぞれが持っていても、時間に余裕がないか、または経営・業務効率上、1人の当事者に長い時間を割くことができない、という現実問題がある。また、心理カウンセリングは、保険対象外のために高額であり、長期間継続してカウンセリングを受けるために必要な多額の出費が負担なために、完治する前に断念している人も少なくないことに気づき、「安心・安全を確保しつつ」「いつでも『話し相手』になってくれる見守りがいる」自由な時空間を提供すべく、平成27年度常設型傾聴スペース「こころのともしび」活動を開始した。
 目的・内容 
  1、個室傾聴 
  2、フリースペースの開放(団らん、会話、休息、読書など)
  3、昼食の提供 
  4、ミニイベントや講習会、相談会 
  5、電話やLINEによるリモート傾聴
 ●開催日:GW,年末年始を除き、毎日活動

  昼食提供:週5回(月~金) 

 ●対象者:精神障害者、気分障害患者、精神障害患者の家族、自死遺族
  その他孤立感や生きづらさを抱える一般市民
 
  ■総活動日数:340日
  ■延べ来訪者数:2026人 ■食事提供者数:1025食
  ■個室傾聴,電話・LINE傾聴:1057人 
 
4)広島市一時生活支援事業(個別支援型(女性))通称「女性専用シェルター」

令和2年度に引き続き、今年度も広島市より「一時生活支援事業(個別支援型(女性))」を受託した。(4年契約)
「一時生活支援事業」とは、経済的な事情で住居がない,またはネットカフェ等の不安定な居住形態にある方や、やむをえない事情によって家族が養うことができなくなったが単身で自立するためのお金や住居,仕事などの準備が整わない方などに、一定期間、住まいや衣食を提供することにより、安定した生活を営めるように支援を行うものである。通称「シェルター」とも呼ばれている。
小さな一歩のシェルターは、女性のみを対象(男性は入室禁止。ただしおおむね12歳未満の男子は利用可能)とし、定員は3世帯。自立までの環境が整うまでの必要な期間、住むための部屋、三食、生活に必要な衣類や生活用品を無料で提供する。また、「こころのともしび」での傾聴カウンセリングや各種専門家による相談会など、精神的な支援も無料で利用できる。
小さな一歩では、それぞれの事情をお聞きした上で利用に向けて、担当窓口である「広島市くらしサポートセンター」への“つなぎ”を行った。
また、入居中は精神障害者のために医療機関探しや医療機関への同行、シェルター退去後の住宅環境準備のための家探しや下見への同行,生活用品購入のためのリサイクルショップ同行など、入居者の自立生活に向けたきめ細かな支援も行った。

  ■活動日:365日
  ■利用者数:17世帯
  ■延べ利用日数:857日(1世帯平均:50.4日)

 
【令和3年度の傾向】
 令和3年度は9月、11月、2月に、コロナ感染防止対策の緊急事態宣言やまん延防止対策が発令されたことを受け、フリースペース開放の制限や食事提供を中止するなど、活動を限定する時期があった。また、来訪者にも、家庭外の会食を自粛する傾向が強く、「こころのともしび」でも食事提供数は前年比56.2%と大きく減少したが、来訪者人数は前年(1948人)に比べて2.4%増と、横ばいであった。
 その背景には、コロナ感染防止対策のために公共文化施設の利用が制限されたり、日常的な文化スポーツ活動やコミュニティ活動,イベントの中止によって「外出機会が大幅に制限された」ことが影響していると思われる。
「人を会う場所や外出の機会がなくなった」と言われる来訪者が多く、「この場所が開いているので、出かけて人と話すことができる。『コロナ禍』でも閉じないでくださいね。」との声も多く聞かれた。
 同時に「LINEによる傾聴」「電話傾聴」が大幅に上昇したため、傾聴対応数が前年同期に比べて増加しており、電話傾聴も含めると、年度末の3月の総傾聴数は前年度に比べて7割増と、大幅に増加している。

2022年07月07日 18:23

3月活動報告

こころを休憩する会
開催日:3月13日(日)
参加人数:7人
当日の様子:5人の来訪者があり、7人で話し合った。少し肩の力を抜いた話題で3時間それぞれの話をした。職場の同僚や先輩との上手な付き合い方、認知行動療法について、家族関係や子育て、夫婦の上手なつきあい方、それぞれが得意不得意があり、それをどのように克服するか、など多彩な話題で和やかな語り合いの時間になった。
 
≪精神科医のこころの相談会≫

開催日:3月20日(日)
参加人数:7人
当日の様子:
ZOOMで実施。7人の方が相談された。相談の前後にお弁当を食べたり,お茶をしたりと、それぞれが和やかに過ごされた。今回から、在宅のZOOMからの参加も可能にしたため、外出が難しい方や遠方の方、コロナ不安でともしびに来られることをためらう方なども相談された。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:31日 来訪者:177人 
個室傾聴70回、電話傾聴回数:27回 
ヒーリング:12人
食事提供数:145人
当日の様子:
 
3月7日に蔓延防止重点措置期間が解除され、ランチとアロマヒーリングを再開。昼食に来られる方、遊びに立ち寄られる方が増えてきた。久しぶりのゲストも来られる一方で、コロナ対策のためにいろいろな場所が閉ざされている中、ひんぱんに来られて「他に行く場所がないいま、ともしびが開いていて助かっている、閉めないでくださいね」と感謝される声も聞かれた。
 
2022年06月03日 18:05

2月活動報告

こころを休憩する会
開催日:2月13日(日)

参加人数:6人
当日の様子:4人の来訪者があり、6人で話し合った。家族、特に母親が弱くなってしまった時の家族のとまどいや子どもとしての向き合い方の難しさについて話が一致した。

年度末が近い時期、転職や転勤、転職など、仕事環境や生活環境の変化を前に不安やとまどいをお話する方もいらした。

 

自死遺族の希望の会
開催日:2月20日(日)

参加人数:5人
当日の様子:

コロナ蔓延防止対策期間であり、寒さが厳しい中、何度か来られている方が参加され、経緯や心境がある程度分かっている参加者同士で落ち着いた雰囲気で分かち合いが進んだ。死にたい気持ちを家族、特に親に、なぜ言ってくれないのか、何も兆候なく亡くなった方への辛さ、今でも生前の元気な姿や声などは直視できない、など、年月が経過しても繰り返す,変わらない悲しさや苦しさを語り合った。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:24日 来訪者:138人 
個室傾聴,電話傾聴回数:74回 
食事提供数 0食
当日の様子:

コロナ感染蔓延防止対策期間の最中、食事や茶菓子、お茶などの提供を中止し、土曜日休み。午後からの開場を続けた。毎日5~6人の方が午後から来られた。頻繁に来られる方は気軽に雑談したり、ゲームをしたりと、くつろいでいる様子が多くみられた。第6波のピークで、外出を控える人が多い中、電話傾聴が大幅に伸びた。

2022年04月07日 10:15

2022年1月活動報告

こころを休憩する会
開催日:1月9日(日)
参加人数:5人
当日の様子:
年明けからコロナ感染が急拡大し、前日(8日)に広島県コロナ感染蔓延防止対策期間となったためか、年明け早々の分かち合いは人数が少なく、寂しい年明けとなった。重苦しい雰囲気の中で、後半,面白い話をしに来てくださった方がいらして、話から笑いが広がることもあり、参加者の心が救われた気持ちになった。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:1月16日(日)
参加人数:4人
当日の様子:
ZOOMで実施。4人の方が相談された。久しぶりに相談された方は「こころが救われました」と喜ばれていた。家族関係で深刻な悩みを持つ方は、先生から、深く具体的な助言をいただいたことで明るい顔で帰られた。当日は、相談会以外にも傾聴に来られる方も多く、あわただしい一日になった。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:147人 
個室傾聴52回、電話傾聴回数:30回 
ヒーリング:5人
食事提供数:24人
当日の様子:
コロナ感染が一段落つき、ほっとした年末も束の間、1月9日にまん延防止等重点措置の適用となった。「こころのともしび」も,10日から、飲食の提供はすべて中止、1時からの開場とせざるをえなかった。
寒さが厳しい中でも、3か所の窓を全て開け、「今日も寒いですね」がゲストとの挨拶がわりの言葉になった。その中で、「外出する場所がなくなって、人と会うことも少なくなった。屋外に出かける気持ちにもなれない。ここで気持ちが救われている」という声を聞くたびに「制限された活動でも『ともしび』は灯し続けよう」との思いを新たにした。
 
2022年02月24日 11:20

12月活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:12月12日(日)

参加人数:9人
当日の様子:7人の来訪者があり、9人で話し合った。久しぶりに参加された方もあり、気分の浮き沈みが短期間で繰り返し、とてもしんどかったが、人のいるところに行こうと勇気を出して来た、と言われた。
 コロナ対策で外出が制限されることもあってか、夫婦や親子など、家庭内でのパワハラ、モラハラに苦しむ人が増えていることを実感した。心身の状況が好転し、いまは安定している方が飛び入り参加され、ご自分の経験をもとにさりげなく助言してくださり、参加者が深くうなずきながらお話を聞いていた。

 

≪自死遺族の希望の会≫
開催日:12月19日(日)

参加人数:11人
当日の様子:

新しい参加者2人を交え、命日反応(命日が近づく季節になると意識していなくても気分が落ち込んだり、辛いことが思い浮かんでくる)について、遺族が皆抱えている悲嘆について全員が共感しつつ話し合いをした。初参加の方は、分かち合いの前の個別傾聴でも辛い思いを多く語っていた。

 

こころのともしび 活動実績
開所日:28日 来訪者:191人 
個室傾聴,電話傾聴回数:96回
ヒーリング:17回 
食事提供数 116食
当日の様子:

コロナ感染がややおさまっていた12月は1日の来訪者が10人を超え、ランチ提供も定員いっぱいになる日も多かった。11月から始めた「リラクゼーション」は毎回、一部の方にお断りしなくてはいけないほどの人気だった。
年末のごあいさつに久しぶりに来てくださった人もあった。ゲストから、観光地に行ったお話や年末の予定などを聞くこともあり、おだやかでにぎやかな1か月だった。

2022年02月04日 10:52

11月活動報告

≪こころを休憩する会
開催日:11月14日(日)

参加人数:8人
当日の様子:
子どもさんの様子を心配する方からのお話しをきっかけに、親子関係の難しさについて親の立場、子どもの立場からそれぞれの想いを語り合った。子どもの立場からの想いを語る方の人数が多く、親の立場の方には辛い想いがあったかも、と反省した。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:11月21日(日)

参加人数:7人
当日の様子:
ZOOMで実施。7人の方が相談された。急きょキャンセルもあり、当日2人が変更した上で相談をされた。相談以外にもゲストや電話傾聴も多く、慌ただしい1日になった。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:30日 来訪者:204人 
個室傾聴、電話傾聴回数:108回 
ヒーリング:17人
食事提供数:126人
当日の様子:
今月から新たに「ヒーリングマッサージ」を毎週火曜日に始めた。無料、事前予約不要のため、多くの方が気軽に身体をほぐしに来られるようになり、喜んでお帰りになった。
ランチの希望者が多く、定員を6人にしているためにお断りすることもあり、申し訳ない気持ちになった。以前のように、人数制限なく自由に語りながら大皿の料理を取り分けるような、楽しい食事が戻る日が待ち遠しいと思った。
 
2022年01月13日 19:33

10月活動報告

こころを休憩する会
開催日:10月10日(日)
参加人数:10人
当日の様子:
2ヶ月ぶりの分かち合いに8人の来訪者があり、10人で話し合った。気分の浮き沈みのこと、1人で家にいて心の本を読むふけっているとかえって気持つが落ちることなどが参加者の中から聞かれた。自分を責める気持ちをやわらげる方法、1人で過ごすことも大切なこと、落ち込んでいる自分を素直に認めて受け入れること、「いやなことはいや」と自分を開放することなど、様々な意見が交わされた。
 
自死遺族の希望の会
開催日:10月17日(日)
参加人数:10人
当日の様子:
久しぶりに多くの参加があり、色々なお話しができた。ご家族を亡くされてまだ日が浅い方が、日常生活を必死に維持しながら、一方でご自分を責めている姿が痛々しく、長く涙ながらのお話しを聞いた。故人の友人が訪ねてきて生前のお話しをしてくれるのは嬉しい半面、辛い気持ちも大きいとお話しされた方もいた。何回か来られている方が、初めの頃に比べて少し気分が明るくなれてきたと言われ、にこやかな顔も時々見せられたことに安堵させられるひとときもあった。 
 
こころのともしび 活動実績
開所日:30日 来訪者:167人 
個室傾聴,電話傾聴回数:96回 
食事提供数 109食
当日の様子:
緊急事態宣言が解除されたことに伴い、4日から,席の間のパーテーションを強化,人数制限をしながら昼食を再開した。コロナの感染数がやや沈静化し、久しぶりに来られてランチ、お茶や差し入れの銘菓を喜ばれる方も多かった。
 
 
2022年01月13日 18:50

9月活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
広島県コロナ感染対策緊急事態宣言下にあり、会合を中止せざるを得なかった。
小さな一歩活動の始めから休まず続けていた会だけに残念だった。
 
≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:9月19日(日)
参加人数:6人
当日の様子:
ZOOMで実施。6人の方が相談された。相談会以外にもゲストの来訪や電話での傾聴があった。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:30日 来訪者:120人 
個室傾聴、電話傾聴回数:67回 
食事提供数:なし
当日の様子:
コロナ対策緊急事態宣言が施行され、「こころのともしび」も、昼食を中止し午後からの開放とし、人数制限を行った。換気や手指消毒を強化し,マスクの確認,距離の確保など、大きな制限の中で最小限の活動を行った。
電話で「開いていますか?」と聞かれたり、「ここは開いていてくれていてよかった」「いまはどこも閉まっていて出かける場所がなくて、、、」という話がよく聞かれ、細々でも活動を続けることの大切さを感じた。
 
2021年11月18日 19:18

8月活動報告

こころを休憩する会
開催日:8月8日(日)

参加人数:8人
当日の様子:
4人のゲストが来られ、スタッフも含め、6人で話し合いをした。初参加の方がご家族への心配ごとをお話しに来られた。出席者の方から、1人で抱え込まず、共助公助の手を利用することを周りから勧められて精神的に助かったことを話していた。なごやかな話もでて笑いあう場面も見られた。

 

自死遺族の希望の会
開催日:8月15日(日)

参加人数:3人
当日の様子:

大雨の中で公共交通機関が運休する中で、2人の方が来られ、少人数でゆっくりとした話し合いができた。亡くなった方のことを周りに伝えることの難しさ、自死を決意したことに気づきにくいことを、亡き人の思い出話をできないこと、友人とのつきあいも難しくなることなどを色々な話題が出た。ともしびの成り立ちや普段の雰囲気に関心を持たれ、来てみたいと言われた方もいらした。 

 

こころのともしび 活動実績
開所日:22日 来訪者:104人 
個室傾聴,電話傾聴回数:106回 
食事提供数 94食
当日の様子:

コロナ感染が急拡大する中、緊急事態宣言が出され、「こころのともしび」も活動が大きく制限された。23日から月末までは臨時休業、30日から活動を再開したが、その後しばらく昼食提供をお休みした。大雨や台風の影響で公共交通が止まった日にも少数でも来訪者があり、門戸を閉じないことの大切さを感じさせられ、また、改めて来てくださる方への感謝の想いを新たにした。

2021年11月17日 20:28

7月活動報告

 ≪こころを休憩する会≫ 
開催日:7月11日(日)
参加人数:8人
当日の様子:
新しい参加者2人を迎え、8人で話し合った。過去の挫折経験を重く感じて来られた方が、色々な会話をしているうちに、本人が見過ごしている、その方の得意分野に対して他の参加者から感嘆の声があがり、「自分のよい点て、自分の中では気づきにくいものかも、他人に指摘してもらうと自信につながる」という話にもなった。

≪精神科医のこころの相談会≫
開催日:7月18日(日)
参加人数:4人
当日の様子:
ZOOMで実施。4人と、参加者がやや少なかったため、1人がゆっくりとお話しする時間がとれていた。
 
こころのともしび 活動実績
開所日:31日 来訪者:204人 
個室傾聴、電話傾聴回数:124回 
食事提供数:148食
当日の様子:
夏の始まり、比較的涼しく過ごしやすい日が続いたためか、来訪者が多い日もあった。夏休みで、ふだんは仕事で来られない方が久しぶりに訪ねて来られることも多かった。
ゲストが10人を超える日は、換気や三密に気遣うことが多かった。来訪者同士がお互いに顔見知りになり、日にちを合わせて仲良く語り合う風景もよく見られるようになった。
コロナ感染対策のために、外出せず電話での傾聴を希望する人が月を追って増加しており、以前はすぐ対応できていたが、個室傾聴と時間が重なるために、予約してかけてもらうことも多くなってきた。
 
2021年08月26日 17:16