広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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活動の主旨と主な内容 ≫ 「こころのともしび」の日々 ≫

ともしび 日々通信

春が待ち遠しい縁台

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ともしびの中庭に、スタッフ手作りの縁台とテーブルが完成(*^_^*)

春になったら、縁台をテーブルにして、ガーデンランチやガーデンティーパーティもいいな、楽しみです。
(桜があればお花見ができるのに、、ちょっと残念ですが)
2016年02月17日 10:09

猫も人もこたつでのびのびする

糖尿病で入退院をくりかえしてきたジョゼ、やっと元気になって現場復帰しました。
点滴チューブをずっとつけていたので、注射針を入れていた手のホウタイがちょっと痛々しい、
こたつの存在を知ってから、大のお気に入りでこのとおり。
「猫はこたつで丸くなる」ではなく、「猫はこたつでのびのびする」。

最近の寒さで、こたつって本当にいいな~~と思いながら、
こたつの中のジョゼを時々踏みつけつつ、
みんなでぬくぬくとお話しをしている今日このごろであります。
2016年02月02日 17:12

新年早々にぎやかな「こころのともしび」

新年早々、にぎやかなことが続きました。
7日は、お誕生日を迎えたスタッフの即席誕生会(#^.^#)
11日の祝日は月曜日調理スタッフ(天然酵母パンの教室をしている人です)の発案で
手作りピザ教室。生地こねから入り、それぞれが自分のお好みピザを作って食べました。

「ふすま」を混ぜ込んで作ったピザのおいしさは格別!
「今度は、ピザ作り料理教室をしましょうか?」という話にもなり。。。楽しみです(^_^)

前日の「きらりの集いin広島」会場で「こころのともしび」のパンフを見て、
「どんなところか見てみたくて」と飛び入り参加した方もおられ、
初対面にもかかわらず、その場にいたスタッフとすぐに打ち解けてくれて、
一緒にピザを作ったり、ソファで会話をしたり、と時間を過ごしました。

くつろいで過ごしてもらえたみたい。よかったよかった。

 

2016年01月12日 13:16

今年もともしびを灯しています

昨年は26日、スタッフとなじみの方々が集まり、忘年会。14人で大盛り上がりの年末締めとなりました。
(盛り上がりすぎて写真を撮り忘れた、残念)

担当曜日が違うと、顔を合わせる機会も少ないメンバーが一同に揃い、
初顔合わせの人が隣になるから話題が途切れたりしないかな、、、と
席次抽選表など、用意していきましたが、その心配は全くなく、初対面とは思えないこの「なじみ感」(^_^;)

やっぱり同じ想いを持って集ったメンバーはすぐお友達になれるんだな、とうれしい誤算でした。

2次会まで繰り出し、「すごい女性パワー」と、男性スタッフがあきれるほどでした。(#^.^#)

今日から新たな年の始まりです。
いつも月曜日の気功整体や食事を楽しみに来てくれる人が早速「今年もよろしく」と来てくれました。

活動を開始した昨年は、色々な模索をしながらあっという間にすぎたけど、
今年は、腰を落ち着けて、ゆっくりと「本当のくつろぎ」を持って帰っていただける1年にしたいと思います。

よろしくお願いします。

2016年01月04日 19:18

冬支度が整いました

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急に冬らしく冷たい風が吹くこの頃、
やっと念願のこたつが入りました。

「こころのともしび」で一番人が集う場所は
食卓テーブル。
ということで、入口近くのダイニングテーブルを
こたつに変更。

冷たい風に吹かれながら来られた方を真っ先にお迎えできるように。

温かい飲み物もすぐ用意できるように、温水器も設置しました。
2015年12月22日 16:29

1人1人に届いたらいいな、「子どもとの関わり方」勉強会

10月31日、11月28日と2回シリーズで行った勉強会は、講師の山中先生がご自分自身や
ご家族にあった、実際の体験をもとに、ゆらぎやすく、傷つきやすい思春期のこころの変化について
真に迫るお話をしてくださいました。

「目の前にいる子どもの変化に対して『何とかできないか、何をしたらいいか』と考えがちだが、
思春期の子どもの心の揺らぎは、家族、特に母親のこころの『写し鏡』。
まず、自分自身や家族全体の心のあり方や、生き様を振り返り、親がハッピーに生きていることが大切」
という言葉が学説理論だけでなく、実践的な事例を基に語られただけに、説得力がありました。

特に、2回目の「実践編」では、
出席者1人1人と語り合い、困りごとを質問しながらこれに答える形で講義が進み、
後半はみんなでテーブルを囲んで「分かち合い」形式で進行。

ただ聞いて学ぶだけでなく、
自分自身の心を開きながら、会話しながら学ぶ勉強会は、
アットホームな「こころのともしび」で開催するよさかな、と自画自賛しています(^_^;)
2015年12月08日 18:16

最近のお昼ご飯4連作(*^_^*)

目指すのは「囲炉裏端型コミュニケーション」

先週の土曜日(11月28日)、「こころの健康相談会」に協力いただいた渡邉直樹先生が
次の日の29日に、講演会「こころの悩みと対処法」(安芸区民文化センター)
に登壇されたので、講演会を聞きに行きました。

当日の主催は医療法人あさだ会とNPO法人生活の発見会・瀬戸内支部です。
主催者でもある、浅田病院の浅田先生と渡邉先生が続いてお話しをされました。
お2人とも、お話しの内容はとても胸に迫る学びが多いものでした。

浅田先生の講演の中で
「一緒に悩んで一緒に考えてくれる人のイメージがその人のこころの中に生きているかどうかが心の健康を大きく左右する」という言葉に深く納得しました。

「ハウツーではない広い意味での悩みへのベストな対処方法」として、
『人とのつながりの中において、「情緒的に良い経験」を積み重ねることが重要』
(たとえば、自死念慮のある人に、助言や励ましではなく、自分がどんな苦痛を経験しているのかを一生懸命理解しようとして耳を傾けてそばにいてくれる目の前の存在によって癒される)
『言葉だけでなく、非言語的な雰囲気や接触感、温度感、トーン=“囲炉裏端方コミュニケーション”』が大切
『こころの二階建て理論』1階部分に安心感や安全、心が明るくなる気分があり、その上の2階部分に問題解決のため方法論があれば自分のペースで、心的苦痛を心の中に保持する(よりよく悩む)ことができる』

は、本当にその通りだと思いました。

続いてお聞きした渡邉先生の「森田療法」についての説明も、とても腑に落ちるものでした。
森田療法は「どうにも仕方のない事実はそのままにして、とりあえずは、外界観察や作業を行い、本来の自分を取り戻すための行動療法」。

とらわれ、行動停止、ひきこもりにある人が、あるがままの自分を素直に受け入れた上で「その自分ができることをし、自然治癒力を高める」ことを目指す。

回復に欠かせないのが「周囲の人間や機関の連携による傾聴や共感」だそうです。

お2人の先生のお話しを聞いて、「こころのともしび」で目指しているものが「間違っていない」と確認した気持ちがしました。
今はまだ未熟で、十分に果たせているか不安ですが、目指すものを信じて一歩一歩進んでいきたいと思います。

次回、渡邊先生の「こころの健康相談会」は1月24日です。

2015年11月26日 16:52