先週末、東京で、
自死遺族ケア団体全国ネットが主催する「自死遺族の会支援者研修会」に参加して勉強をしてきました。
自死遺族の会も、全国的に数が増え、その中で遺族のニーズも多様化しているとのことです。
悲嘆感情が強く、分かち合いでのみ、共感できる「思い」を吐露したい方は常にいらっしゃるが、気持ちが多少落ち着いてきて、毎回、悲しさに立ち返るより、新しい「人生の一歩」になる、きっかけづくりをしたい、という方も増えてきた。
また、自死遺族同士の交流を深めたいという方もいる。
多様な遺族の思いに対して、
NPO法人グリーフケアサポートプラザでは、
「茶話会」「プラザホープの会」など、主旨の異なる会を開催しているとのことでした。
また、
「リメンバー名古屋自死遺族の会」では、遠足の会、作文の会、研修などいろいろな企画を実施していました。
「小さな一歩」でも、このようないろいろな活動を進めていきたいと考えています。
無理せず、おいおいとやっていきます。
また、今日は広島市主催の「自死遺族交流会」に参加しました。20人近い方が出席して、大阪枚方市の自死遺族の会
「ふきのとうの会」主催者 竹井さんのお話を聞いたあと、分かち合いがありました。
亡くなってから1年経っていない方も多く出席し、辛い思いを涙ながらに語られました。
昨年の今頃、さまざまな会に出席するたび、自分でも驚くほど悲嘆感情が一気に吹き出して涙が止められなかった自分に帰った思いがしました。
自死遺族の会は「卒業するもの」だと言われます。
でも、この「卒業」は、本人が決めるもの。
気持ちに整理ができたら卒業してもいいし、新しい人生の一歩を得られる会としてずっと卒業しなくてもいい。
一度卒業しても、ときどき同窓会に来てもいい。
そんな幅のある「小さな一歩」にしたい、と改めて思いました。
第1回の「自死遺族希望の会」まであと2日です。気が引き締まります。
2013年02月14日 19:37