広島の自助グループ 「NPO法人 小さな一歩・ネットワークひろしま」

自死遺族支援、自死(自殺)防止のための支え合い

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ブログ風 日々のつれづれ

心に病を持つ方と家族の会

 先週の土曜日16日に、「うつなど、心に病を持つ方と家族の会」の第1回分かち合いを行いました。
 8人と、ゆっくり話をするにはちょうどいい人数で、和やかに、ゆっくりとお互いの苦しい思いを語りあいました。
 2月16日の「自死遺族の希望の会」とは、また、空気も雰囲気も話の内容も違うものでしたが、「ゆっくり話ができてよかった」と言ってくださった参加者の方。
 音楽療法士の久保さんが歌った「さくら貝のうた」、みんなで一緒に歌った「北国の春」「花」。。。。。歌っているうちに、感動で涙が出てきました。なんの涙かわかりません。ただ、「小さな一歩」が小さく呼びかけたその声に、集まってきた、それまで全く他人だった私たち。こうして、話したいことを話、共に歌う。。。この不思議な出会いが感無量でした。こじんまりした会でも、息長く続けられたらいいな。。。
 そのためには、いつも変わらず、私が「ここいるよ!」ということの大切さ。それと、みんなで一緒に何か行動する新しさの両方が必要なのだと、思いました。来月もがんばることにします。

2013年03月18日 23:44

やはり体が資本

珍しく、数十年ぶりに、インフルエンザ(しかもB型)に罹患し、疲労の蓄積もあったのか、熱より「体中の神経痛の激痛」に苦しめられ、1週間ぶりにまともな人間に戻りました。

来週末の「心の病を持つ本人と家族の会」初回分かち合いまで1週間、というところで体力が戻って、まだよかった、というべきか。

やはり自分が健康でないと、人の話をじっくり聞く余力もなくなるということを実感しました。

健康なときでも、時々心がふさいでしまい、早く娘のいる場所から、神様が迎えに来てほしい、早く行きたい。。。と思うくせに、いざ病気になると、「健康な方がいい」とは。。自分の身勝手さにあきれます。

 

 

2013年03月11日 19:35

安芸高田市の広報誌で取り上げられました

先日、安芸高田市の広報誌の取材を受け、3月号「Akitakata」の記事に、米山個人の自死遺族としての足跡と、「小さな一歩」の活動について取り上げてもらいました。若いご担当が一生懸命取材をしてくれました。記事になってみると、「こんなに立派な人間じゃない」と思うのですが。。。(^^;)  PDF版前半 と PDF版後半
2013年03月08日 15:11

色々な場で学ぶこと

 先週末、東京で、自死遺族ケア団体全国ネットが主催する「自死遺族の会支援者研修会」に参加して勉強をしてきました。
 自死遺族の会も、全国的に数が増え、その中で遺族のニーズも多様化しているとのことです。
 悲嘆感情が強く、分かち合いでのみ、共感できる「思い」を吐露したい方は常にいらっしゃるが、気持ちが多少落ち着いてきて、毎回、悲しさに立ち返るより、新しい「人生の一歩」になる、きっかけづくりをしたい、という方も増えてきた。
 また、自死遺族同士の交流を深めたいという方もいる。
 多様な遺族の思いに対して、NPO法人グリーフケアサポートプラザでは、「茶話会」「プラザホープの会」など、主旨の異なる会を開催しているとのことでした。
また、「リメンバー名古屋自死遺族の会」では、遠足の会、作文の会、研修などいろいろな企画を実施していました。
 「小さな一歩」でも、このようないろいろな活動を進めていきたいと考えています。
 無理せず、おいおいとやっていきます。

 また、今日は広島市主催の「自死遺族交流会」に参加しました。20人近い方が出席して、大阪枚方市の自死遺族の会「ふきのとうの会」主催者 竹井さんのお話を聞いたあと、分かち合いがありました。
 亡くなってから1年経っていない方も多く出席し、辛い思いを涙ながらに語られました。

 昨年の今頃、さまざまな会に出席するたび、自分でも驚くほど悲嘆感情が一気に吹き出して涙が止められなかった自分に帰った思いがしました。

自死遺族の会は「卒業するもの」だと言われます。
でも、この「卒業」は、本人が決めるもの。

気持ちに整理ができたら卒業してもいいし、新しい人生の一歩を得られる会としてずっと卒業しなくてもいい。
一度卒業しても、ときどき同窓会に来てもいい。

そんな幅のある「小さな一歩」にしたい、と改めて思いました。

第1回の「自死遺族希望の会」まであと2日です。気が引き締まります。
2013年02月14日 19:37

ドナーバンク合同慰霊祭

先日、広島ドナーバンクが主催する「献眼献腎者合同慰霊祭」に出席しました。
娘の写真を持っていきました。

想像していた以上の出席者数に驚きましたが、それ以上に驚いたのは、ドナーバンクの資料にあった、献眼・献腎実績の少なさでした。
広島県内で献眼した人は年間20人前後、献腎は一桁です。
これは周知が不足しているのでしょうか、それとも、生前故人が提供に同意していても、遺族が同意しないのでしょうか?移植の意思確認などが、死亡時に迅速に確認できないからでしょうか?あるいは提供するにあたって、難しい制限や条件があるのでしょうか?

私の場合は、本人の生前同意は確認できませんでしたが、遺族の申し出で献眼しました。
その時に、臓器提供に対して社会的使命感があったわけではないけれど、娘の体の一部でも、別の方の体内で「生き続けてほしい」と思ったからです。
大がかりなことになる、脳死臓器提供までは勇気が出ませんでしたが、「角膜」は心停止後でも可能だったので提供しました。

今回、慰霊祭に出席された提供者(受けた側の方)が、心から感謝し、生き返った気持ちで生活をされていることを知り、改めて、献眼献腎の意味の大きさを実感し、娘の遺影に「よかったね、いいことをしたんだね」と話しかけました。

遺族の思いはそれぞれであり、「提供することが正しい」などと言うつもりはありませんが、もう少し、このことへの社会理解が深まり、提供者が増えるといいなと思いました。

2013年02月08日 20:07

岩国で自助グループを主催されている方とお話をしました

「自死遺族希望の会」の開催が間近に迫ってきて、考えても仕方がないことまで、悶々と心配してしまいます。
そんな中、3年前から岩国で自助グループ「木漏れ陽」を主催しているTさんとお茶を飲みながらいろいろなお話をしました。
Tさんはとても気さくで、やさしい人です。
私と年齢も近いし、場所も近いし、亡くされた娘さんの年齢や、亡くなったいきさつ、その後の年月の過ごし方も共通するところがあって、私にとっては一番気軽にお話ができる方です。
Tさんはいつものように、気さくに3年間にあったことを教えてくれました。いいことばかりでないこと、苦労されたことも、隠しだてすることなく教えてくれたことでとても励まされました。

こういう友人ができたことだけでも、1年半、模索しながら自死遺族の会につながってきた大きな成果だと、改めて思っています。

Tさんに感謝 <(_ _)>
2013年02月04日 17:30

一歩ずつ進んでいるのかな~

1月21日に、中国新聞「洗心」のページに会の紹介記事が載りました。
「洗心」は、宗教やこころの問題を週1回とりあげるページです。
ああ、いい場所に載せてもらったな(゚∇^*)
と思いました。写真や名前が載る以上、どんな人にもわかりますので、心ない、ただの隣人からの反応や無責任なコメントなども覚悟していたのですが、それは杞憂でした。

中国新聞の伊東記者に(^人^)感謝♪
「会に参加したい」という方が、紹介や直接連絡で1人、2人と増えてきました。うん、こんなペースでゆっくりと積み重ねていきたいと思います。

先日、スタッフで「女子会」をし、大いに盛り上がりました。久しぶりにくつろいで大笑いしました。こんな感じにお互いが打ち解けていくのも一歩ずつ、という感じです(#^.^#)
2013年01月31日 15:02

大切なことは

一番大切なこと、

それは「人を集める」ことでも、他の分かち合いでやっていないことをあれこれ考えることではなく、会に来られた、いろいろな方のそれぞれの思いを、尊重し、大切にしてゆっくりお話しを聞く。そういう自分の心の備えをすることでした。

最近、各方面への周知に頭がいっぱいになりがちで、一番大切なことの準備がおろそかになっていたような気がする。
大切な友人が電話でそれを指摘してくれて、我に返った気がする。

付け刃でも、これからもっと勉強します。そして、勉強より何より、真摯な気持ちを持ち続けるように。

2013年01月16日 20:09

中国新聞の取材を受けることになりました

昨年から打診があった、中国新聞の取材が急きょ明日になり、分かち合いの会場である広島教会で、私と、活動に賛同してくれる仲間3人が取材を受けることになりました。
3人の人とはそれぞれ、違う経緯で知り合い、私は懇意にしてきましたが、4人が一緒に会うのは初めて。
ばたばたではありますが、期せずして、初顔合わせとなりました。
これからお互いがよき交わりを深めていくことができますよう、祈ります。
2013年01月10日 10:22

ひろしま市民活動支援総合情報システム「ひろしま情報a-ネット」に登録

第1回「自死遺族希望の会」の開催まで1か月と迫ってきました。
ぼちぼち行こうとは思いつつ、緊張感が高まります。
ひろしま市民活動支援総合情報システム「ひろしま情報a-ネット」の 
まちづくり・ボランティア・NPO > 社会福祉 団体として登録されました。

2013年01月07日 19:03