「こたつでお昼寝」は癒しの原型だね
10月に広島市東区保健福祉課と東区社会福祉協議会が開催した
「精神障害者を支援するボランティア講座」を受講しました。
4回シリーズの
1回目は「こころの病気の理解について~統合失調症を中心に~」
2回目は「こころに病気を持つ人へのかかわり方について」
3回目は東区内の福祉施設の体験実習
私は「フリースペーススマイル中山」に行きました。
4回目は全体のまとめ、座談会。
10月後半から仕事が忙しく、平日に半日ずつでも時間を空けるのが相当厳しく、
申し込んだものの、「今日はどうしよう、、、、仕事を取るか、講座をとるか」と
悩みつつ、全部の回に参加することができました。
(その分、夜、残業が続きましたが、、、とほほ)
やはり、無理しても時間を作ってよかったな、と思います。
「うつ症状のある方またはその家族の分かち合い」で会う、精神疾患の方との出会い。
または、「心の語り場」に来る人の話、個人的に寄り添っている人。
「こころの病気」がある人とのおつきあいは少しずつ続けているものの、
「障害者福祉」の立場から見ると、また、違った学びがあるものでした。
特に印象的だったのは、地域生活支援センターⅢ型「フリースペーススマイル中山」。
作業所的な機能と、障害者の「居場所」的機能が共存しています。
障害者の方のお話しを聞くと、
「この施設は、来て、作業をしてもいいし、作業せずにずっとのんびりしていてもいい。
将棋やトランプをするのも楽しいけど、一番楽しいのは、仲間と話しているとき。
語り合えるのが一番うれしい」
とのこと。
場所は古い一戸建てで、2階には、私の子供時代が思い起こされるような
古い畳の間があり、晩秋の日差しがたっぷり入っていました。
「ああ、ここにこたつでもあったら、一日中ごろごろしてだらだらおしゃべりしたり、昼寝していたい」
との衝動がわいてくるような。。。。
「ああいいな、こんな感じがいいな。」
こころのシェルター」の空間イメージがだんだん固まってきました。